MIND BBS 〜掲示板〜

知らないうちに

月姫

14.01.24 03:55

石井さんの仰る「罪食い人」とは少し違いますが、ケルトの民話にある「罪食い」の風習のお話と重ねて読ませていただきました。

悪霊に故人の体を乗っ取られないよう、故人の額に乗せられた、負の呪いと、生前の罪と業が蓄積された銀貨を貰う「罪食い」、という役割の為に、どこからか連れて来られた旅人か、浮浪者、などの人間が据えられ

故人の額に置いてある銀貨を口で取ると、報酬にはなるが、故人の罪は、銀貨を口にした人間に移る…という構図は、確かに、現実そのもののようだと感じます。

現実は、故人ではなく、今という時代の政を司る人びとや、その裏側で現実を動かしている人間など様々だと思いますが

彼らが、その額に乗せている、罪と業と負の銀貨を、私達が、必死に現実を生きている報酬として、どれだけ移し替えられているのか…と。

いい加減な事をやってる奴の方が、ほめられたりして…、うちの子も、時々堪りかねたように、そう言っています。

嫌なくらいの現実を、切り抜ければ、そこには希望や、理想郷が出来上がるのか?

そもそも「理想郷(天国や楽園)」というのは「現実」のものではないのだ…という事、現実の物ではないものを追い求めるから、「いつまでたっても理想郷に辿り着けない」と、人は苦しまねばならないとか…。

では希望はどうか?と言えば「理想郷」とはかけ離れている「現実」を、それでも「少しでも良く生きよう」とする為に「考えながら生きる」中から見いだしていける「明るさ」なんだそうです。

やはり理想と希望って、ワンセットなのかな…?
人は決して生きているうちに理想郷には辿り着けなくても、希望という「明るさ」を見いだして行くことが「現実」の中の「ささやかな理想」に繋がるのかも知れませんね…。

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