避難者13万人の選択
葉月
14.03.09 11:11
昨日、NHKスペシャル「避難者13万人の選択」(後日オンデマンド放送予定)を観ました。震災後3年経とうとしているのに深刻な状況、考えさせられます。
実際、避難解除区域になって、故郷に戻ろうとしても雇用がない、生計に困難な状態。更に、月々もらっていた賠償金等も打ち切り。除染して放射線量が基準値以下になっていても、自ら計ると基準値を超えてしまっている不安が拭えない状況。
自主避難していた方にとっても、「放射線量は基準値以下であっても避難するの?」という心無い周りの言葉に、自らを神経質なのかな?と自分を責め続ける日々。
小さい子がいる家族にとっては、母親と子が他県に住まい、父親は雇用が見つからないから、地元に残って働く状況。家族は離れ離れ。夫婦の意見の食い違いが起きて実際、離婚件数も震災後増え続けているそうです。
「きれいごとでは暮らしていけない」と言われた方の涙ぐんだ切羽詰った表情が忘れられません。支援しているNPOの職員は「避難者と行政のズレが大きい」と言います。復興庁の話では「皆、受け取り方が違うから・・・」みたいな事ばかりでした。
行政も緩くない事は理解できます。他番組でも報道があったようにやっぱり大きな力を持つのは政治です。阪神大震災に比べリーダーシップの指揮を執る人が足りないという事を指摘していました。
