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14.05.15 02:28

 「放射能問題はシビア」の言葉に、深い溜息をつきながら大きく頷いていました。3年2か月という時間の経過、見えない匂わないという性質、情報の隠蔽、操作、混乱に、深刻さが薄れているようで恐ろしいです。でも「こわい」と言えば復興の妨げになる、風評被害を煽ると批判されそうで・・・。1957年、日本にはじめて「原子の火」が灯って以来、50基以上の原子力発電所が置かれてきましたが、シビアアクシデントが起こるまでどれだけのことを知っていたでしょうか。起きてしまってもなお3年もの間この状態ってやはり異常ですよね。
 ニュースで電気料金の値上げが取り上げられていました。「値上げ、ホントに困ります」という主婦の方へのインタビューと、「膨大な赤字が黒字に転換したのは電気料金の値上げによるもの。人件費削減などのコスト削減がもっとできるはず。」という経営コンサルタントのコメントがありました。生活費の問題は切実ですが、電気料金やコストだけの問題ではないよっ!と突っ込みたくなりました。電力会社の決算期は3月ですよね。株主総会は来月でしょうか。再稼働への動向。その辺りの様々な思惑からも、報道されることされないこともあるのでしょうね。
 原発のコトはどうやらいろんな角度から見ないとわからないようだと思い、まずは作業にあたっている方としてハッピーさんの著書を読みましたが(以降はブログで)、作った方として『福島原発 ある技術者の証言~原発と40年間共生してきた技術者が見た福島の真実~』(名嘉幸照著、 光文社)、原発導入の歴史として『それでも日本人は原発を選んだ~東海村と原子力ムラの半世紀~』(朝日新聞取材班、朝日新聞出版)、地元の原発ついて『北海道電力泊原発の問題はなにか』(泊原発の廃炉をめざす会編、寿郎社)を読んでみました。子ともが学校から持ち帰った『小学生のための放射線副読本』も目を通しました(これ・・・小学生が読むべき?)。
 
  様々な意見があるのは当たり前のことで、表現することによって議論にもなります。議論しないといけないこともある。でも、議論の終着点に共存という目的が意識されていないと、ただのケンカです。今回の原発事故について優先すべきは人命であり、出してしまった被害の賠償、事故の収束のはずです。論点のすり替えや煽りに惑わされることなく、真摯に議論したい。
 最も恐ろしいのは、議論することをあきらめ、自発的に「流れ」につき従ってしまうことかも。
 漫画の件、問題提起の方法としてこれしかなかったのでしょうか。風化を懸念する気持ちはわかりますが・・・。

 宇宙飛行士・若田さんが無事、地球に帰還されましたね。一方で、ロシアが2020年以降ISSの運行協力をしないと表明したとのこと。とても残念です。ISSは米、露、日、カナダ、ヨーロッパの15か国の共同運行によっていて、まさに国際協力の最先端。スペースシャトルが廃止されソユーズで行くしかなくなってからは、ロシアの発言権が大きくなっていたとのこと。「ソユーズ」には「団結」という意味があるそうですが・・・。
 仲たがいもいい加減にしないと共倒れしてしまいますよね。
 

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