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被災地の処理場の話

今回はTOKUMEI

12.06.02 19:56

被災地の真ん中で、被災された家屋や土砂、様々なモノが運び込まれ、分別や焼却をしておられる現場で働いておられる人に会う機会がありました。
震災直後、一日1500台ものトラックが出入りしていたそうです。今は、解体された家屋を中心に150台くらいが出入りするそうです。
3年間の計画で処理をしているそうですが、一日に300トンもの焼却ができる炉があって、予定よりも半年くらい早いペースで処理が進んでいるそうです。
「どこかで、70トンだか80トンだか受け入れるって、話題になってるけど、ここでは300トン処理してるんだよ。あれくらいなら、ここへ持ってくれば、処理できるのに。」邪魔物のように扱われているニュースが悔しそうでした。
ここに持ち込まれ、分別する前の“瓦礫”から、御遺骨が出ることもあるそうです。ショベルカーで、土砂も木もガラスもコンクリートも混じった“瓦礫”を分別する機械に移すとき、それはそれは丁寧に扱っておられる姿に胸打たれました。あんなに大きな機械が、砂を指の間から落とすように扱っていたのです。御遺骨があったら、すぐ止めて、警察の人を呼ぶのだそうです。それが、人の骨なのか、動物の骨なのかもわからない状態らしいです。
それでも、最近、DNA鑑定でやっとお父さんの御遺骨が見つかった人もいて、「やっぱり、身内に返してあげたいと思っている。」とおっしゃっていました。DNA鑑定といっても、普通に行うよりずっと難しいのだそうです。何せ、その人の生活そのものが無くなって、毛髪1本すら照合する物がないのですから。
そうして、分別されたモノの半分はリサイクルされるそうです。
関係者しか入れない現場でしたが、日々、働いておられる人の環境も良好とはいえません。それでも、そうやって働いておられる姿に頭が下がる思いでした。

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