私たちはもう…
花実月
13.09.14 11:02
すでに時代の進むべき、大きな大きな渦の中に、誰もが例外なく巻きこまれてしまっているのか。。
「私は解らないから関係ない」では済まされない時期に、入ろうとしている事だけは間違いないと思う。
まわりでは、やはり、日常の平凡な毎日があいかわらず続いている。この日常が永遠に続くかのように、私たちは思いこんできた。何の根拠もなく。今までがそうだったからというだけの理由で。
家族が揃って夕食を囲む、いつものお茶の間での団らんの中、テレビ画面に一瞬写し出された、戦車に乗って軍服を来て敬礼をする、総理大臣の姿に、背筋が凍る思いがした。
私たちは、この平和な68年、張りぼての安心安全の社会の中で、豊かだったつもりだった。長い歴史の中でいえば、ほんの束の間だったこの期間、いったい何を考え、どう過ごしてきたんだろうと、夢の中の出来事のように振り返る自分がいる。
オリンピック開催国決定の明るいニュースの影で、静かに進められている、隠蔽されている事実。これから、私たちの知らないうちに決められようとしている、とんでもないその明らかに隠れ蓑を作るかのような、意味不明な法案。
今、その事に私たちは、もっともっと注目しなければならないのに、いつまでも浮き足だった招致決定のニュースに、何か異質な報道のズレに吐き気すら感じる。
マスコミやジャーナリストの方々にも、心から叫びたい。。今こそ本気で、汚染水問題の真実、総理大臣の発言と東電からの発表の矛盾、それをもっと追求し明らかにするような報道をしていかないと、自分たちの存在価値や責任を放棄し、誇りさえ疑われてしまう事に気がつかないのか??
人は確かに明るい希望を求めているし、どうしても暗い影や解らない難しい問題から、目をそむけてしまうところがある。その心理を利用しようとする力に、操られてしまわないように、私たちはさらに気を引き締めて、これからを、見つめ続けなくてはならない。
自分を見失わない、真実を見失わないという当たり前の事の難しさを、私たちひとりひとりが、今、心底、思い知らされ、試されているかのように感じています…。
