MIND from MIND基金「沖縄・球美の里」寄付のご報告
いつも「GROUND ANGEL」へのご賛同誠にありがとうございます。2013年のGA活動を通じ、皆様にご協力いただきました「MIND from MIND基金」は、総額6,423,770円となりましたことをご報告致します。
うち600万円を、2014年3月4日に皆様を代表して石井竜也より、福島原発事故被災児童のための保養センター「沖縄・球美の里」代表の広河隆一さんへ直接お渡しさせていただきました。
広河さんのお話によれば、「球美の里」へは、2012年7月のスタートより2014年2月現在までに 約1000人の親子が、福島県より訪れているのだそうです。
三角形の焼き物工房だった建物は、外壁が白く塗られ、カラフルなドイツの木のおもちゃでいっぱいの部屋になり、焼き物の展示場所だったギャラリーは、絵本でいっぱいの図書館となり、また施設内ではお母さん達が集う「ママカフェ」なるものが自然発生したりと、雨が降っても子ども達が飽きないような施設が次々とできているとのことです。
皆様の協力により今回お渡しさせていただいた600万円は、「現在予定している新築工事など、目に見える物に使えたら」と広河さん。お母さんが子どもに添い寝できる10室の畳部屋や、事務室、管理室、図書館と宿泊施設を結ぶサンゴの道などを計画中とのことでした。
広河さんが手がけられた、チェルノブイリの被災者を受け入れるベラルーシの保養施設には、現在までに6万人の受け入れが行われているとのことで、福島県からも、より多くの人々を受け入れるために、航空費用や、距離、施設で働く人の休みなどの課題を解決していき、より受け入れ規模を大きくできたら・・と話されていました。またいつか石井もこの「球美の里」へ伺い、子ども達の笑顔に会うことができたらと思っています。