MIND BBS 〜掲示板〜

エンゲルベルト・ケンペルの話の続き

KABE

18.08.14 09:50

別件 第二次世界大戦勃発 1939年

本題
ヨーロッパで展開していた庭園とは、何と対照的なことか。日本に見られた庭園とは逆に、17世紀ヨーロッパの庭園は、交易や流通や外来品がなくては成立しない場であった。本稿でまず取り上げる植物園(レイデン・ピサ・モンペリエ・フライブルクなどにある)は、この点で、ヨーロッパが世界に開いていく過程を示す模範である。端的に言うと、この世界へと開く潮流が植民地事業と強く結び付いていることを問わなければならない。ヒマワリ、リュウゼツラン、トマトのヨーロッパへの輸入と馴化を、ヨーロッパ人入植者の率いる征服遠征抜きで理解できるだろうか。探検、獲得、成果を求めるヨーロッパの事業は、日本が理想とした自給自足と対照をなす。ゆえに、17世紀の旧大陸の庭園からは、ヨーロッパの科学文化が、まさに、海洋国家の航海者が着手した探検に負っていることが窺える。その海洋国家とは、イギリス、衰退しつつあったがスペイン、オランダ、勢力は比較的小さいがフランスとロシアである。実際、「黄金の世紀」においては、一度通過した道を再度通ることなく出発点に戻る世界航海が広がっていた。

戦後の歩み

beige

18.08.14 00:10

昭和20年(1945)8月15日正午、昭和天皇によるラジオ放送(玉音放送)で、日本がポツダム宣言を受諾して連合国に無条件降伏したことが国民に告げられました。川越では大きな空襲などの被害はありませんでしたが、空襲警報のたびに授業が中止になり防空壕に入るような生活は終わりを迎えました。その後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の指令に従い、日本政府による民主化を基本とする戦後改革が行われました。その最も大きい改革が、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を基本原理とする、昭和21年11月3日の日本国憲法の公布でした。また、翌年の教育基本法により、小学校6年・中学校3年の六三制の義務教育が始まりました。戦後しばらくは配給制が続くなど厳しい生活が続きましたが、着実に自立・復興への道を歩み始めました。

マイメロ

しーちゃん

18.08.13 20:20

覚せい剤
兆害有して
人でなし

作品 アンドロメダを救うペルセウス の解説

koki

18.08.13 18:22

作者 ヨアヒム・ウテワール[1566-1638]
作品 アンドロメダを救うペルセウス(1611年)
油絵、カンヴァス180×150
署名、年記あり


ユトレヒトの画家ヨアヒム・ウテワールによる《アンドロメダを救うペルセウス》は、さまざまな観点から論ずることのできる作品である。まず、この作品は、17世紀初頭になってもなお継続していたオランダ・マニエリスムを例証するような特徴を具えている。同時に、北方絵画において、神話主題のレパートリーがいかに活気を帯びていたかを物語っている。また、自然主義と人工性が混在するウテワールの作品の特徴を示す好例でもある。さらに、この絵は、異国の風情漂う豪華な品々を所有することへのオランダ人の誇りを明白に具現化するものでもある。
ウテワールが選択した構図は大胆である。最前景では、巨大な女性裸体像が画面の天地の長さすべてを占める一方、貝殻、頭蓋骨、人骨からなる、信じられないほど見事な集積物が所狭しと散らばっている。その向こうでは、龍と英雄の戦闘が繰り広げられ、背景には、どちらかと言えばフランドル風の青みを帯びた夢幻的な風景が広がっている。画家は明らかに、古代ローマの詩人オウィディウスによる『変身物語』の中の「ペルセウスとアンドロメダ」という偉大な古典的主題の演出の刷新を図るろうとしている。痛ましい成行きから怪物へ与えられることが約束された美しいアンドロメダを救い出そうと、有翼の馬ペガサスに跨ったペルセウスは中空に浮かんでいる。画面左の後景に姿を覗かせる王女の両親は、この若い戦士の働きに報いて娘を与えることになる。
貝殻学はここに、格好の研究領域を見つけるだろう。ウテワールが描き出した貝殻は、実際に存在するものであり、精緻な観察に基づいている。そして、明らかに、この精緻な観察によって、画家は貴重な貝殻に特有の真珠のような光沢を湛えた色調を画面全体に与えることになった。とりわけ、アンドロメダの肌の色には、青みがかった鉛色と薔薇色と灰色と絶妙な混合が見られる。これらの貝殻は、オランダの船乗りたちが世界周遊の旅から持ち帰ってきたものであった。17世紀の大半にわたって、オランダが海の覇者であったことは、歴史的事実であり、オランダの画家たちはその恩恵に与った。
さて、「科学革命の時代」において、超自然的な物語の挿絵を主題としたこの絵画をいかに解釈すべきか。ふたつの論点を提案することができるだろう。ひとつは、絵画の伝統に関係している。つまり、ウテワールが、古典文化の偉大な代理人たるルネサンスの芸術家たちの系譜の中で制作していたということである。もうひとつは、絵画をほかから孤立させて理解するのは誤りであるということである。この種のイメージは、インドや南米から帰国した人々がしたためた旅行記に見られる多数の挿絵に登場する伝説上の怪物の姿を彷彿とさせる。ペルセウスが闘う龍は、イエズス会の修道士たちが伝播させていた異国の動植物を集めた一群の書物の中に見出すことができるだろう。

証言者

18.08.13 14:38

言葉で表現出来ないから絵で語り
眼で聴く
耳で視る
手は語り
仙人の声は
今も尚響き
導かれし道へと続くのです

抜粋し引用した部分の執筆者

KABE

18.08.13 02:00

17世紀のヨーロッパについて
ブレーズ・デュコス

宣教師たちは、ヨーロッパに持ち帰った資料とそれについて記した分析や叙述の文章の質の高さによって、「黄金の世紀」の科学の発展に名を残した。しかしながら、宣教師のまき散らした非常識や、不品行や、作り話や、幻想について言及しなければ、彼らの貢献は偏って評価されてしまうだろう。こういった話はさまざまあるが、驚異という概念でまとめておくので充分だろう。実際、ヨーロッパの学識ある受け手が渇望する珍奇なものを提供するために、気狂いじみた怪物や動植物を作り出すことへの誘惑は強かったに違いない。女性の形をした魚、人間の体内で成長する蛇、牧場で草を食む海牛等等は、ある種の描写に大量に見出されるが、それらは元来真面目なもので、宣教者たちに帰するものである。この点から考えると、ヨアヒム・ウテワール(人名)の《アンドロメダを救うペルセウス(絵画の作品名)》は、真珠色に輝く女性の裸体を描いた魅力的な絵画である以上の、遥かに深い意味をもつ。ペルセウスが立ち向かう龍は、架空の生き物であり、馬ともトカゲともつかず、身体は虹色のうろこで覆われている。龍はまた、イエズス会の上層部のひとりが記したアメリカ大陸の動物相に関する記述を説明する例とも捉えられるだろう。

メッセージ

みゅう

18.08.13 00:00

日本において新たに大規模なルーブル美術館展を開催できることをたいへん喜ばしく思っております。皆様は本展覧会を通じて、17世紀ヨーロッパのさまざまな側面を発見されることでしょう。昔から「黄金の世紀」と呼ばれるヨーロッパ17世紀は、フェルメール、プッサン、レンブラント、さらにベラスケスの作品により、私たちの記憶に残っています。しかし、この世紀を生きた民衆が、戦争、疫病、飢餓などに苦しめられた事実はさほど知られていません。彼らにとって、この世紀はいわば「青銅の世紀」であったのです。また、17世紀は、大航海と賢者による科学革命を密接に結び付けた時代であったという事実を知っている人は少ないことでしょう。さらに、当時のヨーロッパのキリスト教文化が、古代文明の遺産を引き継いでいたことの重要性も忘れてはなりません。本展覧会は、このような独創的で高度な視点から、ルーブル美術館の傑作群にアプローチをします。
今回の展覧会が過去二度にわたって日本テレビ放送網、読売テレビ、読売新聞社が主催したルーブル美術館展ーとりわけ「ルーブル美術館展ー19世紀フランス絵画」と同様の成功を収めることを、心より願っております。
最後に、日本におけるルーブル美術館展の開催、ならびにルーブル美術館の大改修計画に対する日本テレビ放送網の変わらぬご支援に特別の感謝の意を表するとともに、本展覧会を開催される国立西洋美術館と京都市美術館に感謝の言葉を述べさせていただきます。

ルーブル美術館館長
アンリ・ロワレット

尊い命

かざぐるま

18.08.12 22:22


第二次世界大戦から、もうすぐ73年が経ちますね。
YouTubeで「特攻」と検索したら、沢山の証言がありました。
印象的なのは、特攻2日前に撮った写真は、皆笑顔だった事…
お国の為、家族の為なら命を捧げて潔く散っていくお話もありました。
良かったら、是非検索してみて下さい。(良かったらと言うのも変ですが)

沢山の命が失われてしまった戦争。
今後もし、戦争が起こったとしたら、原爆以上の被害があるかと思います。
それを食い止めるのは、私達の世代ですね…

心の居場所

愛虹ことり魚

18.08.12 22:18

苦しすぎて動けない
喉がかわいた
息ができない

まわりにたくさんいるのに
渇ききった砂しかない

それは愛なんかじゃない
恐ろしいなと思う
一番大切なものは何?
そんなものが大切なの?
それほどまでに追い込むな
命が一番大切ならば
心から愛してください

このままあんな場所にいたら
小さくなって
動けなくなってしまうよ
心を閉じて表情がなくて
まるで人形みたい
生きているのに
生きていないみたい

身体と心を
思いっきりのばして動かして
自然に微笑んでいる
・・・
あなたの心の居場所があるから
きっとたどり着けるから

助けてほしい
その手をぎゅっとつかんで
抱きしめてくれる心はある
助けてあげたいと願い
抱きしめたいと想う心がある

あとは
あの時のあたたかさを思い出して
忘れないでいてくださいね

心から心へ
大切なあなたに
届きますように☆

現実の鎖国時代の日本についての記述

KABE

18.08.11 18:18

引用した部分の執筆者
ブレーズ・デュコス

記述を遺した人物
1690-1692年に日本に滞在したドイツ人旅行家
エンゲルベルト・ケンペル

エンゲルベルト・ケンペル(1651-1716)は、17世紀末の日本を扱った著作において、注目を引く方法で、他国に対して門戸を閉ざした日本列島について言及している。1620年代、徳川幕府によるキリスト教徒の弾圧を機に、日本は自らの殻に閉じ籠り、日本の地に浸透していた外国の要素を無に帰せしめた。このような状況では、ケンペルが感嘆して記した庭園は、自生の植物でしか構成されていなかったように思われる。ここには、外国の植物相や、他国から輸入された珍しい植物のための場所はない。17世紀の日本庭園は、庭木を装飾的に剪定するトピアリーの技術や、小石、川の石、さまざまな砂などのなす石の詩情に関心を向けつつ、その地に固有の種で作られていたようだ。

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