13.12.25 00:33

今日食べる物もないシリアの子供達、吹き飛ばされた足の痛みで、眠れない夜を送るカンボジアの子供達、冬の東北の零下を遥かに下回る仮設住宅で、亡くしたお母さんの慰霊と一緒に、お父さんと二人で過ごしている少女の気持ち。小児病棟の隅で、明日どうなるか解らない状況の家族が、それでも涙をこらえて、クリスマスを言い合う光景。急にいなくなってしまった命を、受け入れられないで、過ごすクリスマスも少なくはない事でしょう。これを全て不幸と言ってしまえば、それでおしまい、話にもならない。奇跡は、起こるところにしか起こらないけど、誰しも経験出来る奇跡があります。それは・・・「あなたは今、一生懸命に生きている」という事。一体、あなたがこの世に生きている、または生まれた事に関係した両親が何代続いたと思いですか？これこそ、命の奇跡なんです。子供達に、私たち大人が見せなければならない姿は、「一生懸命に生きている姿」です。その姿こそが、次なる世代に多大なる影響をする事を、忘れないで下さい。あなたが必要であるように、他人も必要な事を、忘れないでくださいね。失敗も涙の日々も、悔しさも、憎しみも、全て聖なる夜には、考えるのを停止しましょう。寒いかもしれないけど、窓を開けて星を探して、一番あなたが心を引かれ、大切にしている命に、「ありがとう」を言いましょう。メリー・クリスマス、素晴らしいあなたへ。