SPECIAL3 LATER 〜特別企画3・その後〜

MIND from MIND対談
石井竜也×大谷徹奘(奈良・薬師寺執事、茨城・潮音寺副住職)

“何が一番大切か”を震災が教えてくれた

5月18日の対談から約2カ月。数日後に石巻訪問を控えていた石井竜也のもとへ、再び被災地をまわられてきた大谷徹奘執事から、「お話ししませんか」という一本の電話が届いた。「何か感じることがあるかもしれないので、石巻から戻ったら是非お話しさせてください」という返事のとおり、7月2日の石巻訪問の数日後に行われた2度目の対談。2か月前に感じていた、もどかしく押しつぶされそうな思いから、一つ前に進んだ2人が語った、気持ちの変化、改めて感じた被災地への思い、そして未来に向けて自分達にできることとは――
(2011年7月6日/薬師寺東京別院にて)

■CONTENTS

PROFILE
大谷徹奘【おおたに・てつじょう】

1963年、東京都江東区にある浄土宗の重願寺(じゅうがんじ)住職の大谷旭雄(おおたに きょくゆう)の二男として生まれる。芝学園高等学校在学中17歳の時、故・高田好胤(たかだ こういん)薬師寺住職に師事、薬師寺の僧侶となる。龍谷大学文学部仏教学科卒業、同大学院修士課程修了。'99年春から全国各地で「心を耕そう」をスローガンに法話行脚。'03年薬師寺執事。'04年茨城県潮来市・水雲山 潮音寺の副住職にも就任し「万燈会」等を企画・開催。著書に『静思のすすめ』(文春新書)『愛蔵版「愛情説法」走る!』(日本放送出版協会)など多数。


大谷徹奘 ホームページ
http://www.tetsujo.net/