こどもの居場所
葉月
14.01.08 13:00
絆はどこに、親をみつめてというタイトルで、新年から南日本新聞にて児童養護施設等で預かっている子ども達や職員達を取材した連載をされていて、毎日読んでは考えさせられています。(NETでも一部見れるようになってます)
石井さんがGAのMCで「今では、子ども達の方から施設へ駆け込んでくるんですよ」とお話されていた事が去年からずーっと気になってて心に残っていました。
記事によると、ある調査結果で児童養護施設に入所している子どもの数は、地元ではワーストに位置づけられていて、かなりショックを受けました。子どもが入所に至った過程も書かれています。4割は実父母存在しているのにかかわらず、虐待、養育拒否、親の精神疾患、経済的困難を挙げられます。中でも虐待は、表に出てない根深さもあって、虐待を受けた子どもは感情を抑えられず、欲求をコントロールできず、周囲に怒りをぶつけたり、激しく泣いたり、相手が信頼できる人間か、暴言、暴力を振るう等、相手を傷つけて確認する試し行動を無意識にやってしまう事が多いそうです。
施設の職員は「子ども自身の問題は何一つない」と話されていました。社会の縮図、考えさせられます。