特定亜細亜の緊張状態
石井竜也
14.01.15 21:34
悲しい事に、未だにこの亜細亜のいくつかの国は、愚かな粛清を行い、仮想敵国を本気で攻撃しようとしている。誰だって、戦争なんて考えたくもない。でも、今や戦争は、塹壕に閉じこもって、撃たれて死ぬなんてものじゃない。完全にゲーム状態。でも一つだけ、ここ100年以上変わっていない事実がある。憎しみで殺し合う殺し方は、それはそれは残虐を通り越しているという事。武器がどんなに科学的に成長しても、肉片とはらわたを飛び出させて殺されるのは、弱い何の関係もない市民です。足は反対側に折れ、目は飛び出し、血飛沫でコンビニの壁が紅く染みになり、所々に肉片が飛び散っている。道路には、何人もの足首や、下半身、大腸や、脳漿がくずれるように飛び散り、子供の遺体は炎で焼かれ、今じゃどこが頭かも解らないくらいにこげている。左手と顔半分をなくした少女が、泣き叫ぶ。老人は、その光景を、自分のちぎれた腕を持って、呆然と見ている。子供を抱いたまま、銃剣でそのまま串刺しにされた親子が、蠅にたかられている。腐敗して膨らんだ遺体から、腐った体液が流れ出るから、町中に腐った卵のような死臭が蔓延する。小さな子供は、親が爆死したとも知らずに、引きちぎられた指で、おままごとをやっている。町中に残る劣化ウラン弾の砲撃の痕。とんでもない線量の放射線と、プルトニュームの汚染が、何十年にも渡って、奇形とガンを誘発する。教育のない地域では、それが当たり前だと思い、放置。いつのまにか、一つの大きな町が、人の住めない、死の町に変貌している。戦争とは、そういった物だ。どんな情報も、嘘はついていなくとも、言わない情報がある。情報という、どうにでもなるソースを俺たちは信じ込まされている。ただそれだけだ。そのうち、何かに反対したり賛成する事も、億劫になるほど、強制的に情報に支配される。あたかも、他の多くの皆様方が言っているから正しいんだ!と、思い込まされて、おしまい。そこまで行くと、その国はもう、助けられない。戦争は、悲しさと、無情と、残忍と、恨みと、嫌悪と、汚さと、醜さと、無慈悲と、残虐と、・・・・痕は、腐った遺体の匂いだけを残し、いつの間にか、勝ったも負けたも解らぬまま、終わって行く。それも、金が底をついたという、くだらない理由でね。じゃあ、金があったら、いつまででも戦争していたのか?というと、その通り。戦争は、長くやる事で利潤を稼ぐ輩がいる以上、永遠と続けさせられる。憎しみ合わされる。その根本原理まで、腐っているのが、戦争の醜い姿である。この文章は、決して、好きな文章ではないでしょう。でも、一旦、そういう時代になったら、これは全部、現実になります。絶対に戦争なんて起こしてはいけない。・・・・少なくてもこちら側からはね。