me&mariさん・村田羅亜さんへ
美羽ママ
11.04.02 10:07
現在私は愛知県に在住していますが、私・主人共に宮崎に実家があります。
それぞれの実家は牛・豚を養っており、昨年の口蹄疫の際にはとても大変な思いをしました。
豚は1頭につき何匹も産まれますが、牛は1頭につき1匹しか産まれません。
そのせいか、生まれて来た子牛には自分の子供の名前だったり、孫の名前だったりと1頭・1頭に名前をつけ大事に育てていくそうです。
感染経路が分からず、感染は拡大していくばかり。
感染もまだしていないのに牛・豚の殺処分が次々と決まり、何ともやりきれない思いを抱え殺処分の日を迎える畜産家の方達。
一番いい餌を与え、綺麗に体を拭いてあげて大事に育ててきた牛・豚の最期を看取った方がたくさんいました。
牛は自分がこれからどうなるかを察し、直前に涙を流し悲鳴を上げるそうです。
幸い、私・主人の実家は感染・殺処分される事は無かったのですが、殺処分をされた方が今もなお苦しい思いをしているのは間違いないです。
口蹄疫・鳥インフルエンザ・新燃岳噴火。
突然、拳大の大きさの石が突然降ってくる。
夜中でも、「ドーン」という音と共に窓がガタガタと揺れる・・・。
今回の大震災の方が被害はとてつもなく大きいです。
ですが同じ震災・風評被害に合った宮崎の人達の不安・恐怖・悲しみ・・・・気持ちはどれも比べられない同じ気持ちだと思います。
G・Wに宮崎へ帰省します。
新燃岳がどのようになっているか、この目で見て来たいと思います。
「新燃岳の事はテレビでは言わなくなったね」
電話で母が言ってました。
「遠い出来事」になってしまったのです。
me&mariさん・村田羅亜さん
宮崎の事を忘れずにいてくれてありがとうございました。