14.02.16 04:01

その事を知る、または知らされるとは、そんなに簡単な事ではないのです。上辺の理解は、本質の把握ではない。ガイガーカウンターの針が振り切れても、驚かない人もいる。その意味が分からないとはこういう事です。「無知」「無教養」は、理由じゃありません。現に、内の祖父は、尋常小学校しか出ていないのに隣町から、戒名を書いてほしいと、言われるほど、達筆で有名でした。物事の本質とは、一体なんでしょう。自分に良いように理解して、満足する人もいますし、既に本質を、理解しているのにも関わらず、未だに疑いしかない人もいる。世界は広い。そう思っていたら、世界はさほど遠くない事に気がつく。あの人とは合わないからと、最初からレッテルを張って、満足している人もいる。また、いくら説明しても、恐怖やトラウマで理解しようとしない人もいる事でしょう。「知る」という事は、結構なエネルギーがいります。厄介な事もあります。でも、人間が、知る事を止めた時に、間違いは起こる。いや、「知ろう」とする努力が、発展を生んできたし、互い違いの主義主張もなんとか、収まってきた事もある。覚悟のない人生は、「逃げている瞬間」でもあると思います。知らなければならない事は、知るべきなのです。生きていくには、新鮮な水と、太陽光線、風、空気、この世の自然全てが関わっている事を、まず意識する事です。そこから、「知ろう！」とする意識は、芽生えます。勉強じゃない、生き抜くための「知恵の習得」です。この星で生きる全ての動植物は、これから逃げられません。だから、貴方も逃げられないのです。