14.03.08 22:30

人間、いつどこで何が起こるかなんて、神様じゃあるまいし、解るはずもない訳で、特に自然災害の場合は、到底予測不可能な状態になる事が大半です。悲しさを通り越して、絶望と、自暴自棄、自殺願望など、自分の存在自体を、否定したくなるくらいに、悲しみと辛さが押し寄せる夜もある事でしょう。特に東北は、今が寒さのピーク。寒さは、人の心を、時に、隠してしまう事があります。そんな絶望と、虚無感に苛まれた方々に、これだけは、言いたいです。簡単な事じゃないでしょう、嬉しくもない事かもしれません。でも、助かった命です。命に重さなんてありません。誰の命も、この国にとっては大切な財産であり、存在なのです。貴方がいるから、生きられる人もいるのです。自分の命を絶つ事で、何かが変わる事はありません。貴方の周りや、東北自体も、、いや、日本自体も、悲しみに包まれます。こんな俺が言うことなんか、何の足しにもならないかもしれませんが、是非、自分の未来や夢、老人は、この事実を後世に話す勇気、働き盛りの方は、復興のための第一段階を、未来のために、考えてみて下さい。若者は、強くなれとは言いません。でも、少なくても、君を応援する大人は、この国には一杯います。悪い人ばかりじゃないのです。政府だって、人間です。悪い事も目立つし、よくわからないかもしれない。でも、思ったほど、今の政治家は緩い感覚で仕事はしていませんよ。精一杯なのです。あまりにも広範囲で大きな震災なため、どこから手を付けていいか解らないでいた３年間だったのです。だからせめて、自分から命を絶つ事だけは絶対にしないで。お願いだから、明日が来るまでに、考えを元に戻して。苦しいでしょうが、後もう少し、生きてみませんか？僕は、自分で死のうとする方々の気持ちが何となく解ります。自分の人生でも、本気でそんな事を考えた時期もありましたから。でも今は、生きていて本当に良かったと思っています。生きているからこそ、人のために何かが出来る。生きているからこそ、復興の喜びをいつかは感じられる日も来るでしょう。生きているからこそ、どん底に落とされた心を、救う事が出来るのです。同じ経験をした物同士しか、震災の『あの日の記憶』は語れません。どうか、貴重な貴方の命を、粗末にしないで下さい。お願いだから・・・。お願いです！・・・・生きて、生きて、生き残って、東北やそこに住む幾多の魂にも、供養と安住を祈り、未来に伝えてあげて下さい。残酷な事だとは思います。出来そうもない事だとも思います。「お前は事実を知らないから、そんな軽い事を言えるんだ！」と、怒られてしまうかもしれませんが、僕の本心です。命は、ただ一度の、この世に生きる修行です。助け合い、肩組みながら、小さくて大きな貴方でいて下さい。最後にもう一度言います。日本には、貴方が必要なんです。命を絶つ事は、いつでもできます。その前に、いくらか周りの苦しんでいる人を見て下さい。それを知る事で、きっと、自分でも命のつながりを作る事は、十分出来ます。いつもより、興奮気味になっていたり、２〜３日顔を見ないといった症状が出たら、声を掛け合って下さい。悪魔は弱気になった時に、取り付くのです。ですからみんなで、悪魔を追い払い、今より１ミリでも前に行きましょう。光を見つけましょう。僕と一緒に・・・。