MIND BBS 〜掲示板〜

意外な事実。

石井竜也

14.07.01 08:45

福島の問題を考える時に、必ず比べられるのが、チェルノブイリの原子炉爆発事故。あの事件から27年が経つチェルノブイリに、どうやら思いもよらない、自然環境汚染の自然治癒の作用が働き始めているという事が明らかになり、今、ヨーロッパの自然科学分野において大きな話題となっているのです。かつて草木の一本、ミジンコも死んでしまうような強力な放射能汚染地域に、今では巨大な熊やヘラ鹿、イノシシに関しては、原子炉が出来る前の10倍の数が戻っているのです。こんなに希望的観測を、福島に当てはめられるかどうかは、これからの政府や市民運動、もっと大切なのが、自然治癒できるという事実を利用した、自然科学分野の発展だと思います。しかも、チェルノブイリの人口密集地であった、今ではゴーストタウンと化した場所には、木々が異常に成長し、放射線量をどんどん下げているというから驚きです。70年前、広島には1000年、草木も生えないと言われていた街が、あのような発展を遂げた事実を考えると、原子力の影響は、時間と自然にはかなわないという事でしょうか?宇宙が出来て137億年、地球誕生が46億年、ビッグバンと呼ばれた大爆発から、宇宙に広がった原子は、水素です。ヘリウムも、ばらまかれました。もちろん放射線も、異常なほど爆発成分の中にはあった訳です。最終的に、宇宙の創造物の偉大なる集約する、先には鉄という物質が最終地点となる訳ですね。だから人間の身体にも鉄分や、ヘモグロビンが流れている訳です。自然は、人間を許してはくれないかもしれない。でも人間が、どんなに汚染しても、地球にはそれを直せるだけの強力なパワーが秘められているという証拠ですね。・・・とはいいつつも、失われた命は帰ってはきません。やはり、人に必要な心の中の納得は、信仰心なのかもしれませんね。科学文明がこれだけ進んでも、やっぱり感動して、涙を流す事もあるもんね?人間は機械じゃないという証拠ですね。なんだかんだ言って地球は、もの凄い恩恵を我々人間に対して、送り続けてきてくれたんですよ。それを、金持ちや権威者が忘れた時に、人類滅亡の序曲が始まるのだと思うのです。僕は、この間の焼身自殺しようとした男性の意思がどこにあったか?なんて、知りたくもないし、知ったところでどうにもならないとも思っています。何が彼をあそこまで追いつめていたのか?は、解らないけれども、一つだけはっきりしている事があります。何かを訴えたり、問題提起をする時には、完全なる理念と、社会構造や時代背景を徹底的に、公平に見る目が必要です。闇雲に、身体に火をつけても、「気の毒に・・・」で終わりです。自然の能力の偉大さを、チェルノブイリは、今まさに、証明しようとしているのかもしれませんね。

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