14.07.16 03:01

石井竜也という、ちょっと変わったアーティストがいて、言いたい放題、ここに自分の考えなどを責任もなく書き込んでいると、お感じになる方もいらっしゃるかもしれない。でも、僕は、それなりに自分の出来る範囲の人脈や勉強の上に、ネットなどの、ウソか本当か解らない情報も鑑み、相対的に、今の現状を伝えているつもりです。専門家じゃないので、間違いは許してね・・・等と言った事は、書いた事は無い。いつでも、反論覚悟の書き込みです。だから、自由に発言し、僕の論法に、苦言を呈するのも歓迎です。なんせ、俺は神様でも、教祖様でもないし、ただのそこいらの親父やあんちゃんと同じレベルだと、自分でも認めて書き込みをしているんです。だから、いろんな意見がここで言われて当然だし、その覚悟のもと、M F Mも、意義のあるものになるになるのでしょう。例えば、原発問題。俺の立場でとてもじゃないが、論破出来る物ではないのは、解っている。でも、その近くに住んでいて、幼少期から、福島の現状を見てきた俺の意見は、人生の一部としての意見だ。別に、原発推進の旗を掲げるつもりもないし、原発推進派の仲間入りになるつもりもない。・・・実際、恨みしかないし・・・。つまりこういう事なのだ。福島の現状に注視する発言をする時に、今までの福島の生活がどういう物であったかを解らない人たちが、原発の事故直後に、「原発反対」を訴えるのは自由だが、福島の歴史をよく考えてほしい。１９６０年代まで、炭鉱での過酷な労働と、冬場の食いブチを求めての出稼ぎ労働。家族は、半年しか、一緒にはいられなかった現実。原発が、悪い事だと解っていても受け入れざるを得なかった、福島県民の日々の辛さ。県会議員が悪い、市長が悪いというのは、簡単な事である。だったら、そういう生活環境や時代に翻弄され続けながら、歩いてきた福島県、あるいは、茨城県北部の生活の厳しさを解ってから、発言してほしい。「教授」は、僕も尊敬する偉大なる音楽家だし、大江健三郎さんも、尊敬する作家さんである。山本議員も、何度か仕事をしていて、ただ者ではないオーラを放っていた俳優であるのも確かな事であるが、この問題は、「みなさん！日本に原発が５４基もあるんです、マジ、容認は出来ませんよね？」そんなに簡単な論理で片付けられるのなら、今必死で、福島の４号機の安全管理をしている人びとの努力はなぜに、命をかけてまでの事なのか？考えて下さい。彼らの中にある自責の念は、「申し訳ない」それだけです。新しく潤った生活をちらつかせられ、実際、国からの援助や、一見幸福なおいしい風景を見せられて、出稼ぎ労働が出来ますか？かわいい、娘を置いて、東京で言葉のニュアンスを馬鹿にされてまで、働くならなくてはならない現実を、みなさんは御解りにならない。・・・悔しい物です。福島の皆さん、逃げて下さい！俺は、いつも心でこの言葉を飲み込んでいます。それは、福島の人間性を少しでも解る人間だからです。勤勉で、素朴、静かで、力強く、いじらしいほど我慢強い。こんな県民性の方々が、命を投げ出してもの凄い汚染量の福島原発の事故現場で、国のために、日本の皆さんに迷惑をかけないように、その一点だけで、命をかけて働いているんです。俺は、声高に「原発反対！」等とは、口が裂けても言えません。なくて済むのなら、もちろん、良いに決まっている。今この国に寄る情報操作は半端じゃないんです。・・・・でも僕はまだ信じています。後５年以内に、日本人の中から、放射能の除去装置を開発する若者が出てくる事を・・・。