反戦と平和のメッセージ
葉月
14.07.29 10:15
戦争体験者がご高齢になって、経験談を直接聞ける事も少なくなりましたね。。。先日、特攻隊で戦争に行き、命助かって戻ってきた方のお話を報道で観ました。体験談をお話する事はごく最近の事で、それまで自分だけが助かって申し訳ない、世間に顔も合わせられないと自責の念が大きくて、戦場での記憶は胸にしまって、ひっそり静かに生活をしていたとお話されました。体験者の方々から発せられる言葉の中には気になる言葉があって、今の日本の状況を「きな臭い感じ」と表現されます。肌身で何かを感じるのかな?あの時と同じ臭いがするとか感じるのかな?
その表現を美輪明宏さんもされていました。昨日発売女性誌MOREで反戦と平和のメッセージと題して掲載されているのを見つけました。ファッションの流行だけにとどまらず、今の日本や世界について考える機会って大切だと思いました。特にこれからの日本を担う若い世代には、とても分かりやすいので読んで頂きたいなぁと思いました。第二次世界大戦に至った経緯、美輪さんご自身が小学生の頃、長崎の原爆に遭ったお話、反戦歌を歌い続ける理由、戦争経験談を引き継がないといけないと思う気持ち、集団的自衛権容認のご意見、次の戦争への懸念、これからの私達の生き方。読んでいて赤線を引っ張りたくなる程、経験者の語る言葉は重みがあって考えさせられました。。。
PS
今日は土用の丑の日。ニホンウナギは絶滅危惧品種になってしまいましたね。大切に食べたいです。先日、中国のウナギ養殖場を報道で観たのですが・・これは・・・?もっと、消費者の事考えてほしい。