100%の国なんて絶対にない。
石井竜也
14.07.31 13:02
世界広しといえども、完璧(何が完璧かにもよりますが・・・)そんな神の住む国なんて、どこにあるのですか?いいな、と思う国にも、重大な問題は山積しているものです。貴方の家庭を見て下さい。そんなに完璧な家庭ですか?みんな、それぞれ事情や、生きてきた家庭、環境、時代、家族構成、経済的問題など、数え上げたら切りがないでしょ?国同士もそうなのです。ただ、大きな人数になるだけで、夫婦喧嘩、親子喧嘩、友人とのトラブル、あらゆる事が、僕らの身の回りに起こっている小さな事と思い込んでいる事と、意外に似ています。外交問題にしても、隣の人と同じ考えであるべきだ!とか、俺の国の考えに合わせろなんて、気候も、歴史も違う国に出来る訳がない。その表層だけを見て、あの国は、醜いと、決めつける事こそ、品がない。だったら、国交を断絶すればいい。それまでの覚悟がないのであれば、相互理解の窓口を、大きく開いておくべきです。人は様々です。いいも悪いも、所詮は、100%とは到底思えない人間達が、その時の状況次第で勝手に作り上げられた歴史や、法律に過ぎない。こう考えると不安になる事もあると思うでしょうが、大人になって行く過程に起こるこういった、世界や、国、身の周りに起こる、悲惨な事件も含めて、所詮、人間の判断基準なんて、大した事はないのです。愚かしい好戦的で、自分のテリトリーに絶対の信用を置く・・・・いや、信用以上の、異常な固執を持つ人間のテリトリー意識は、実は、人間が本来持っていた物ではないのです。国という単位が、勝手に作り上げた、極め、あやふやな『なんとなくの境界線にしか過ぎません。そんな理路整然としている訳でもなく、社会常識を作る事もなく、利益だけを優先に世界を作り上げたのは一体どいつなんだ!・・・つまりは、100%の幸福感を持つ国等、存在しないのが現実です。まず、その事から、考えると、自分の世界に置ける、自由度や、ランクが何となく見えてきますよ。不幸と思えば不幸になる事だらけの今の時代背景には、人間が作り上げた、ヨチヨチ歩きの法律や、自然とは全く関係のない決めごと、経済しか目に入っていない利益優先型の社会構造、いろんな要因が重なっての今なのを、忘れない方がいいですよね?