声に出せない言葉 。
石井竜也
11.04.11 03:07
世の中には、言葉や声に表現したくても、巨大な力や、それがさも当然のようにコントロールされた分野が数々あります。研究途中で放棄せざるを得ないガソリンに続くエネルギー開発や、単体の民間企業に思えていたりする国家的戦略の下で動く巨大組織など、我々が聞きたくもない世界のトップにかけられる、いわゆるフィクサー(影で操作する顔の見えない大富豪や、政治的、金銭的中心的人物)に利潤をもたらす仕組みが現実に存在する。そのため、小さな国は、この大きな力の傘下に入りたがる。特に、大きな企業は、このサークルに属する事で、世界的利潤追求が出来るという仕組みだ。したがって一人一人の可能性など、考えもしない。「売れればいい」という資本主義の決定打が、列強の仮想敵国に対しての威嚇にも繋がる原子力発電であり、抑止力として乱発、乱立されて来たのだ。なんのことはない日本が第二次世界大戦に完膚なきまで敗戦した頃からの国策なのだ。これぞ「毒をもって毒に制される」という最低の経済立国の正体なのだ。その悪魔の所業を「平和利用」という言葉で、作り続けて来たのも、経済面と、軍事面での役割が殆どだ。既に出来始めている次の燃料、つまり、太陽光発電や、風力発電、海の干満を使って行う・潮力発電、日本で一番有効と思われる地熱発電など、電気の供給なら、いくらでもあるのに関わらず、なぜまだ『ガソリン様』なのか?・・・それは、ガソリンを含む、あらゆる化石燃料で「巨万の富」を得ている企業やその関係者、さらにはその巨額な資金に目がくらむ政財界の「サタン達」がこの国にもいるからだ。エコロジーを看板に掲げ、温暖化で恐怖をあおり、国民レベルの洗脳を行い、あたかも、「核」が美しく、「発展するにはこれしかない!」という、短絡的な決定を下している輩が現実に存在する。議論というのは、賛成派と反対派、そして中道派が自分の頭脳をフル回転させて行うものだ。しかしこの国では、賛成派と中道派でしか意見交換は行われていないのが現状だ。それだけ、甘い汁を「原発」でいただいているという事だろう。代替エネルギーなんて、もってのほか。そういう人たちにしてみれば、今までの収入が無くなる事の方が国民を危険にさらす事よりも、とっても重要で大切な事のだ。この国の言っている「経済大国」とは、こういう危ういピアノ線の上でバランスを保っている曲芸のようなものだ。それでも、「見せない、聞かせない、言わせない」をスローガンに掲げ、徹底して国民に強要し、正義の名の下、「自分は贅沢三昧しているのかも?」と思い込ませる、貧しい国なのだ。男はおとなしく草食形男子になっていた方が都合がいいのだ。だが、女性のカンと口には、戸は立てられない。噂も暴露も歴史上は、みんな実は、女性が主導だった。彼女達の訴えは、国を動かし、サタンを追い払って来た。そうなのだ、女性は次の国を作る出産という大切な役割を担っている。したがって、生きるという事に「いい意味での命への執着心」が強く出る様に作られている。キリストもシャカも、マホメッドもみんな母がいる。つまりは、女性が歴史や精神を教育育成して来たのだ。その理念に基づき、男は戦い、母や子供、女性を守って来た。それも度を超すと、男どもは、戦争や、「とんでもないもの」を発明したり、金欲しさに嘘も平気でつく様になる、始末に負えない生き物だ。女性の場合、子供を守るという徹底的な自然本能が働き、そういう事にはならない。「嘘」で子供は育てられないからだ。ここに書き込んでいる女性達の声を見れば一目瞭然だ。女性の声は遥か遠くの国にまで届き易い。いまこそ、女性の本能が必要な時だろう。