誰も戦争なんて、したい人はいません。
石井竜也
14.08.07 20:31
「襲ってくるかもしれない恐怖」時に人は、この事によって人生を狂わされます。国も同じ。マレーシア航空の飛行機が相次いで撃ち落とされた?この事を軽く受けとめている人は、世界中でいないはず。誘われるのです。「暴走族に入らなければ、殺すぞ!」と言われて、嫌々入らざるを得なくなる。一年もすると、そこが居心地の良い場所に変貌していく。自分は任侠の世界になんか興味はない、だけどどういうわけか、周りに友達がそういう世界の人が多い。楽しそうで、お金もいいからついつい、汗水流すのがくだらなく見えてきた。危険ドラッグなんか!と、人を責めていたが、たまたま親友から頭痛薬だからと言われて信用して飲んだら、最高に気分が良かった。悲しいかな、人は自分から違法な物に加担しようとして「危ない道」に入る人の方が少ないと思います。大体は偶然に攻め込まれて・・・とか、気がついたら・・・なんて事の方が多いのです。人を殺める奴らだって、気がついたら刺していた・・・ってケースの方が断然多いと思います。それだけ人間という生き物は、衝動に弱い動物なのだと思います。隣の国が、敵意をむき出しにして、今にも襲ってきそうな(そう見えたにしても・・・)雰囲気を醸し出してくれば、防衛本能が穏便な解決より、勝ってしまうのです。ましてや、一国の責任ある人間には、襲われてからの反逆が不利である事は明らかであることから、国防論を説かざるを得ないのでしょう。大体、これだけ隣接している主義主張が同じはずの国同士の長(おさ)同士が、両国間問題を話さないでいる事自体、不自然を通り越して、敵意としか言いようのない外交政策をされれば、昨日までの親友も、今日は敵になる可能性は、一般社会でも、結構ある事だと思うのです。いまはもう韓国と日本の関係は、修復不可能とまで言われている訳ですから、昨日の友は今日の敵に早変わりしてしまった訳です。ここにも、書き込まれているように、日本には54基を数える原子力発電所があります。ここを狙われれば、細長い国土を持つ不利な状況が、未来においてどうなるくらいは、小学生でも解ります。でも、なぜ原子力発電所を、54基も作ったかという事については、あまり伝えられてはいません。実は、54基の原子炉自体が、2週間程度で核弾頭ミサイルを作る基地に改造可能とも言われている事は、あまり知られていません。旧ソビエト連邦とアメリカ合衆国との冷戦のさなか、アメリカ陣営にある日本では、核ミサイルの恐怖にさらされました。今でも中国の核弾頭は、東京の中心部を狙っているという噂も聞きます。韓国の海洋軍事整備は、北朝鮮に向けてのものではない事が、一目瞭然です。動物だって腹が減れば、中までも喰い殺します。第2次世界大戦の日本は、アメリカやヨーロッパから、完全に孤立化されたあげく、経済制裁と、エネルギー供給を、ストップされました。蛇に睨まれた蛙でも、最後には、飛びかかると言います。戦争は、追いつめられた物が引き起こす、最終手段なのです。この事実はアメリカの世論が、世界戦争には加担しないという方に傾いていたため、真珠湾を襲わせて国民の感情を、奮い立たせたというルーズベルトの意図があったという説も存在します。全ては計算通りに事は進み、ミッドウェー海戦では、確実な方法で日本軍を半殺しにしました。あの海戦から、既にアメリカ側は、長引く戦争・・・つまり、「利益になる戦争の味」を知ったとも言われています。ウクライナ情勢では、日本も難しい外交戦争を繰り広げています。経済崩壊寸前の中国がどう出てくるのか?ロシアとアメリカの位置関係に挟まれた日本の隙間は、どこにあるのか?韓国が中国と手を結ぶという事は、完全なる敵国になる事を選択したに等しい事実です。こんな混沌とした中から、戦争の匂いがしだすのです。いつでも、大戦争の予兆は、『混沌』です。人心も不安定になる。世界の世論も、過激になって行く。これを、一国で調整しようなんて言っても、一度、回り始めてしまった歯車は、絶対に止まりません。歯車が回る前に、世界中の人びとが声を上げなければなりません。「殺すんじゃない!」とね。