14.09.16 06:43

大国の思惑や、権力者の一方的な判断で、戦争なるものは、行われてきた。「あいつは敵だ！」と、無理矢理押し付けられ、今まで見た事もない人を敵として殺し合い、その恨みが増幅し巨大化する。そして、どちらかが負けるまで戦う。負けたら、『悪の枢軸国』勝てば『正義の国』になり、歴史には、そう書き込まれる。たとえそれが一方的な正義の押しつけであっても、侵略に限りなく近い戦争でも、どんな汚い手を使おうとも、勝てば『英雄』なのだ。そして、負けた国を、これでもかという程、支配する。その影で、全く戦争等考えもしなかった罪のない女性や子供、青年の高い志まで奪うのが、戦争の醜さだ。もし今、軍事力の強化を図るのなら、絶対に国民に誓ってほしい事がある。「権力を、持つひとびとよ、誓ってくれ、せめて、敵兵の横に居る小さな女の子まで死んでしまうような武器は、つくらないでほしい。あんた等が、国力と言っている軍事的増強は、一枚の紙に等しい。裏か表かなんて、真っ白い紙に、書かれてはいない。だから注意してほしい。人は、幸福になりたくて、毎日を働いているし、生きている。死を前提で生きている人などない。自殺者だって、病気だって、事故だって、そうしたくてする事はない。もちろん、どの時代にも、残虐性を帯びた下衆どもが存在するもの確かではあるが、それが絶対の罪悪であっても、それは、『戦争』というのとは違う。お願いがある。僕たちのために、軍国主義にだまされ死んで行った英霊や、罪もなく何も知らされずに殺された幾億の人々の御霊、これから生まれてくる未来達に対して、この時代の我々が、愚かしい道を選んだ！とだけは、言わせないでくれ！君だって、狂気の沙汰はもうコリゴリだろう？頼むから気をつけてくれ！ 世の中に居る意地悪な人間がいるのと同じように、きっと意地悪な国もあるのだろう。しかし、そんな低次元な挑発には、絶対に乗らないでほしいだけだ・・・」権力者よ！あなたは、権力者である前に、一人の紳士的な大人の人間である事を忘れないでほしい。人類世界の秩序が一つだけあるのなら、猛獣にはならない事だ。この地球を悲しい星にしないでくれ・・・・。