MIND BBS 〜掲示板〜

命の可能性。

石井竜也

11.04.14 17:02

津波は、生きるという事実と、消失するという事実を、我々に突きつけて来た。これを「天罰」だの「神が怒り」だのというべきではない。これは「自然の猛威という悪魔の所行だ」けっして、天罰なんかじゃないし、神様が怒ったわけでもない。ただし、『原発』の一連の報道や政府の対応は人災だ。これは、絶対に人災なのだ。私たちは時にとんでもない境遇に置かされる事がある。それは世界中で起こっていて、馬鹿げた戦争や、大きく見れば大した事のない境界線なんかを巡って、殺し合ったりする。そこではいつも罪なき子供やお年寄りが犠牲になり、女達が、絶望の縁に立たされる。国の方策が大失敗でも、「よかれと思って、やったこと・・・」と、必ずキャプションがつく。命の可能性は、無限のはずなのだ。なくした子供の分だけ、未来の可能性はなくなって行く。老人の経験に裏打ちされた生きるすべは、何よりの未熟な大人達への警告となる。女性の発達した感性は、物事を細かくそして時に大した地位の政治家なんかより、的確に物事の真意をつく事がある。権力者の言う民衆とは、軍隊だったり、圧政だったり、羊のように従順にさせる事だったりするものだ。結局、情報の操作や、報道機関の制圧、自己防衛にしか、時間とお金(血税)は使われない。人間一人の可能性を信じてなんかいたら、やってらんねえよってとこか? 人間の成長には時間がかかるし、また気の遠くなる手間もかかる。だが、一度咲いた花の美しさは半端じゃない。その種を、そのチャンスを奪ってしまう事こそ、本当の悪魔の所行だ。

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