期せずして伊豆大島へ
キョウコ
14.10.16 23:08
6年前、行くはずだった台湾便が台風で欠航となり、急きょ親友との旅行を国内旅行に切り替えて行った先が伊豆大島でした。
その時にお世話になった人々の温かさが沁みて、もう一度行きたいと願い、同じ友達と計画して、前回お世話になったホテルで伊豆大島に1泊してきました。
昨日はあいにくの雨で、とても寒くて、観光するにはあまり向いていない1日でしたが、元町港のお土産物屋さんに入った時に、この目の前を土砂が流れて、ほとんどの人が避難所に炒ったにもかかわらず、93歳の足の不自由なお母さんと真っ暗な中で避難せずに見届けていたのがちょうど1年前だったというお話を聞きました。「怪獣が引っ掻いたようだ」という山肌も生々しく残っていますし、その方の親せきも雨が降るたびに怖いと言って一人でいられず泣いているとのこと。
そこで初めてあの猛威を振るった台風と土砂災害があったのが1年前の今日だったことを知りました。今朝はホテルの方が空港まで送って下さる途中で9:30を迎え(土砂災害が真夜中に起きたので黙とうはこの時間だったそうです)、一旦車を止めて、お寺の鐘をつく音が響く中、1分間、私も島民の方々と一緒にお祈りさせて頂きました。途中では花を手向けに献花台に向かう人々の姿もありました。植物の生命力のおかげで来年にはきれいに崩れた場所も緑で覆われ、心が救われるだろうとおっしゃっていました。
自分自身や身内が直接の被害とは遠いところにある時は、自分の記憶がいかにいい加減かを知りました。しかし、あのニュースをテレビで知った時に大島でお世話になった人たちが大丈夫だろうか?と心を寄せていて、その想いがあったからなのか、この1年という節目に私はあの場に居合わせることが出来たのもご縁だなと思いました。
オフシーズンは特に観光客がぐっと減り、人を呼び戻そうと島の皆さんも努力されています。元町港にある観光協会を訪ねて用紙を申請すれば1泊一人3000円も割引になるので、とてもお得です!12月ごろから早生の椿も咲き始めて、美しい季節になると思います。東京から飛行機でも船でも近いので、是非皆さんも機会があれば足を運んでみてください。
