まあ人生、そう簡単にすり抜けられないしね。
石井竜也
14.11.05 22:48
いろんな職業、職場、家庭、学校、社会との関係・・・人間関係の問題は、この世の地獄であり、天国でもある訳だな。生きていれば、辛い事も悲しい事も、山ほどある訳で、それを、上ったり下ったりしながら、ナントカ、平地や流れの緩やかな場所までこぎ着けるには、それなりの潮目を見て、自己判断しなくちゃならない。これ、そんなに簡単じゃないよ。職業柄、俺は、いつも一つだけ心に決めている事がある。自分では決して出来ない事は、口出ししない事。大きな成功もしないが、大きな失敗もしないよ。弱った身体と精神的な場所に、抱えきれない悩みや、劣等感を持つ事は決して良い事じゃない。『自信満々の人生』なんてあり得ないのだから、謙虚に振る舞う事です。「私は何も出来ません」これも度を超えると、あんまり良い言葉じゃないかもしれないけど、「絶対出来る」と断言するより頭がいい。ロック・クライミングって、力の部分と、バネを活かして、流れで上る場所と、そして一番大きな可能性として、力を入れないで、上りきる方法もあるという。それは、あらかじめ、昇る順序を計算に入れて、計画的に、上って行く事。そこに、もっと、効率のいい岩が表れたとしても、決めた突起岩石を集中して、指を置いて行く事。計算して、体験して、失敗したら、必ず、自分の企画の突然の変更はやっちゃ行けない。大きなプロジェクトでもそれは同じで、始めに決めた事を、その核心までもコロコロ変えて行けば、必ず、その生き方(計画)は、収束してしまう物です。始めのワクワクした感覚を大切にして、その企画や、仕事の終わるまで、自分の意見を自信を持って遂行すること、あるいは遂行出来る事が、人の人間性を大きくするし、可能性は、そこに隠れている物です。やりもしないで「あきらめ〜〜〜た!」が一番良くない。撤退するのは、いとも簡単で、自分の限界を、何となく認めればいい・・・ただそれだけの事でしょ?。そんなこと、幼稚園児でもしてないよ。食らいつく勇気と、次に待っている乱気流を恐れているなら、今のままの苦しい立場を、我慢の限界を超えても、居座るしかない。でも、人間、そう簡単で潔いい訳でもないでしょ?「嫉妬」「憎しみ」「羨ましい」「うらめしい」このどれもがあなた自身を醜くしてしまう要素である事を、完全に認識した上で、自分の身の振り方を考えた方がいい。・・・一時期のいい環境と、たまたまラッキーに褒めちぎられた時代をうらやんだら、あなたの未来の可能性は、半分になるでしょう。いつも、新しい自分の発見を怠っては行けません。「強くなろう!」なんてこれポッチも言ってませんよ。土台人の力など、たかが知れてる。だから自分の人生にシフトするのです。苦手な事までやる必要はない。職場でそんなことがあったのなら、上司と、とことん、話をするべきです。そこには、案外、日本人特有の上下関係や、性別、会社の中の上下関係は関係ないのです。要は、人は、その人の「情熱」に引き寄せられるという事です。簡単に言われて頭に来ている人もいるでしょうが、それが、社会の構造である限り、あなたの中に情熱がないのなら、冒険はしない方がいい。自己崩壊するくらいなら、現状維持でしょ?