地球温暖化の恐怖と政治的思惑。
石井竜也
14.11.07 18:07
地球温暖化現象は、約20年前から活発な意見交換が世界中で話題になり、今や「京都議定書」ぐらいでは、とても対応しきれなくなる状態になった。地球上のCO2の膨大な環境汚染で、地球の気候や日々の生活にも支障が出てくるほどの激しい異変が、今世界中で起こっている。今では、日本でも台風が毎年10個から12個来ても、何となく「太平洋に面した国なのだから、仕方がないとまで、国民は思い始めてきてしまっている。これが実は、『慣れ』という危険要素なのだ。地球温暖化は、地球を覆うオゾン層の蓄積により、逃げて行くはずの地球オゾン層内部の温度が、外に出ないで閉じ込められる状態を想像しているのが、世界の殆どの人のイメージ。ところが、実は地球温暖化の影に、色々な思惑が隠れている事は、意外にも一般の民衆は知らないで、夏の激暑だけを問題視する意見が大半だ。地球温暖化の本来の考え方は、南極や北極、グリーンランドの氷河が溶け始めた時に起こる海流の大幅な変化と、それによる地球内部の寒冷化にある事を、人びとは知らないでいる。海水の温度が3度上がるだけで、地球上の陸地の大半が、被害を被る。つまり水没するという事だ。日本は、関東平野が海に沈む。ロサンゼルスは、沈んでしまう。もちろん、ニューヨークの半分は、海につかるという訳だ。このように具体的に示すと、地球温暖化の『温暖』ということばが、より解ってくるだろう。つまりは、地球の内部の大気温度が上げれば、今まで氷に包まれていた真水の(例えばパタゴニア氷河等)溶解によって、海水温度が著しく低下する現象にまで発展する。つまり、温暖化は、氷河期の始まりでもあるという事でもあるのだ。かつての氷河期には、地球上の全ての生き物自体が、1000万年以上、消えてしまった例も、地質学者の研究から解っている。そのくらい、地球の温暖化による氷河期の到来には、壊滅的な生命の絶滅が隠されているのだ。それと、核開発・原子力を頼るように、世界中を洗脳し、原子エネルギーの宣伝にもなっている事を忘れてはいけない。気候や自然災害というのは、古代ギリシャでも、ローマ時代でも、マヤ・アステカでも、日本の統治にも、中心人物の神懸かり的なカリスマ戦略に使われてきた経緯がある。科学とは、人類が救世主を望む道具として、今までも使われてきた事を忘れてはいけない。こうしている間でも、政治はこの法則をうまく利用しようとしている可能性は、相当数の確率で、現実問題として世界中にあると言っても過言ではない。「グリーンランドの氷が溶け始めたら、それが目印となり、あらゆる気候変動が、起こるであろう」という学説は、あまりにも有名である。グリーンランドの氷河は、今、かなりの量が溶け始めている事を、最後に、記しておく。