日本の歴史はもの凄い!!
石井竜也
14.11.12 05:23
まあ、ここで言う歴史とは、精神的、もしくは日本人の美の観点からの美しさです。自分の国の歴史の断片を見る時に、影の部分は、嫌というほど見せつけられます。ねつ造もあるしね?でも、庶民の暮らしから感じられる日本の文化の確かさと、謙虚で明るい美しさは、どの国も勝てません。まず、『挨拶』。この概念は、他の国では見られません。日本は素晴らしい。その一部分がこの「挨拶」の美学です。120年くらい前までの日本人の心には、清潔を尊び、目上、尊敬に値する人物への、限りない慈しみ。自分たちの持ち得る技術への誇り。女性の本来の美しさを尊ぶ日本男児の慈しむ心。何が凄いって、町並みを、日本の独特の美学で作り上げ、それが、地震国の日本に、きちんとシフトされ、次々と、その対策が練られ、宮大工から、一般の大工さんに至るまで、完全に職人の粋を知っていたところでしょう。女性は、美しくあれ、男性は男らしくあれという、今では、考えられない、深い「守る文化が発展していた」点です。しかも、今考えられている士農工商など、実はかりそめで、能力主義にきちんと、容認されていた点です。・・・という事は昔の人は、人の才能を見抜く魔術師だったのではないのだろうかとも、思うのです。「美人」という概念も、今とは違って、美しい顔立ちだけでは、認められませんでした。仕草、口調、人との優しい会話・・・どれをとっても、今の日本になくしてしまった事ばかり。威張りきった侍でさえも、『奥』つまり、家を任せるのは、「奥様であり、家に入れば女房という、完全なる統制者がきちんと、子供のたわいもない事から、かなり高度な事までを、きちんと、教育していた事実には驚かされます。日本の美学が今、世界規模で、拡大して行っております。その中心である日本人が、愚かな行為に気を取られ、自分たちの持っている、世界に誇る文化を忘れてしまっては、絶対にいけない。日本人の持つ、尊敬すべき哲学、自己責任に強い国民性を、もう一度考える時期が来たとは思いませんか?日本人は、素晴らしい美学を持って生きてきた民族である事を誇りに想い、もう一度、過去の日本人達の努力を研究してみてはいかがでしょうか?