無名の人びとが本当の歴史。
石井竜也
14.11.13 19:13
歴史認識というのは、実は、ある一定の「個性的」且つ「派手な振る舞い」を、行った人たちだけで作り上げられた、いわば、「印・しるし」なのです。本当の歴史は、実は我々のような無名の人びとの努力と、献身的にその思想に協力し、生活してきた、人びとのおかげだという事を忘れてはなりません。そう、実は歴史を作り出しているのは、我々であるという事です。従軍慰安婦(実は売春婦)は、ねつ造に次ぐねつ造で、何が本当なのか解らなくなってしまった例です。おそらく、歴史の断片にも、悪としては残るかもしれませんが、確実に消去される事案です。なぜなら、真実ではないからです。歴史認識の確たる証拠は、遺跡や、その時代に確実に起こった、残された書類、または、身体に残された証拠でしか判断されません。元・従軍慰安婦だったというおばあさんが、いくら「これは事実だ!」と言っても、その証拠が立証されない限り、事実とは認められません。もし、彼女の身体検査がなされ、堕胎の事実が出てきても、堕胎する人の数は、星の数です。過去でも同じ事。堕胎したから、従軍慰安婦で(韓国の主張する)「性奴隷」だった証拠にはなり得ないのです。確かに、犯罪めいた事はあったのは確かでしょう。でも、ホロコーストのような物と比べる韓国世論の失礼さには、正直、異常性質としか思えません。あの時代のホロコーストを本当に学術的に検証し、確実な事実をもとにして、ホロコーストと比べているのなら、韓国の世論は、相当、行き過ぎた判断をしています。ヒトラーの思惑は民族浄化にあり、ユダヤ人の完全消滅を目指していた訳で、性奴隷の息を遥かに超えたところに、その思惑はあります。民族絶滅をもくろんだ、国家社会主義運動(民族主義)と、韓国と、日本の当時の統治意識は、かなり違うのです。もちろん、どの時代でも悪はいますから、殺人も強盗もあったかもしれません。でもドイツの起こした、ヒトラー率いる民族浄化主義とは、根底から異なっている事実だけは、間違っています。これは、米国に圧力をかけられた日本が、韓国を文化国家に育て上げるアジア資本主義拡散条項により、命令され、日本人の律義さで行った国家事業であったという事で、文盲率99%の当時の韓国人に、李氏朝鮮時代の文献からひねり出し、朝鮮半島の言葉を、一つ一つ、日本語の文法に照らし合わせ、「ハングル文字」と言う国語を作り上げたに他ならないのです。だから、文法が日本と同じなのです。それでも当時の日本人は、朝鮮半島に相当の教育システムと、インフラ整備を自国以上に、真剣に関わったに違いないのです。この人びとを侮辱する今の大韓民国の世論の半日活動には、不思議としか言いようがありません。数少ない韓国人の友人も、同じ事を言っていました。歴史は、信用ならない、欺瞞に彩られたデフォルメである事を、常識ある日本人の成人達は、誇りを持って、はじき返さなければ、我々の先祖が、アメリカの命令以上に必死で行った、朝鮮民主主義化政策に、とてつもない失礼をしていると思います。たとえ後1000年、日本を侮辱しても、韓国朝鮮半島の歴史は、日本がかなり発展に寄与したという事実までは、消す事は出来ません。