その国の美学
石井竜也
14.11.17 18:01
この問題は、永遠なんですね。大韓民国のパク大統領が「恨みは1000年続く」と言ってましたけど、その国その国の人間性や、政治形態が違う以上、日本人の社会認識で、計り知る事は出来ないですね。認めるとか認めないの問題ではなく、完全に、美学と人間哲学の違いの問題。これはどうしても、埋める事はできません。認め合う時間もないのなら、なおさら、距離を縮める事は困難になるでしょう。個人と個人には、何の問題もないのに、国の指針で、引き裂かれる人間関係や民間の交流。本当に人間という物は、愚かで浅はかな生き物だと思わざるを得ないですね。同じ臓器、同じ細胞で出来ている人間同士、とことん話し合えば解り合える事も、たくさんあるだろうに・・・。そんな当たり前の事も、プライドや、つまらない自己顕示欲で踏みつぶす。これは、理性ある人類のする事ではありません。『認識』という大切な、人類の節度が狂うと国家間の問題は、こんなにもこじれ、ジレンマの世界になるんですね。本当に愚かで悲しい事です。基本的に感情という物は、どの国のどの民族でも、同じにある物です。それを飛ばして、政治だけ、あるいは、経済だけで、物事を決める今の資本主義は、悪魔の理念ですね。