MIND BBS 〜掲示板〜

死の質

miho

14.11.27 03:16

週間石井竜也読みました。今回のお話はいろいろ考えさせられました。
私の父も膵臓ガンで亡くなりましたが、臨終は自宅で看取りました。もう助かる見込みがなかったので、ホスピスに見学に行き、そこで最期を迎えるんだろうと思っていましたが、父が家にいたいと言い出したのです。最初は私もてっぺいちゃんと同じ気持ちで、自宅で看取る恐怖感がありました。でも、味気のない施設にいるより、住み慣れた自宅で好きなものに囲まれて最期を迎えることができたら…。父にとっての最後の願いを叶えてあげようと家族で話し合い、ホスピスには行かないことに決めました。

痛みがあったので、緩和ケアの先生に来て頂き、モルヒネの投与だけはして頂きました。
でも病院みたいに専門家がいるわけではないので、臨終間際はどんな状態になるか、その時本人はどんな感覚なのかを詳しく説明して下さり、呼吸が止まって脈がなくなったらすぐに連絡して下さいと。。

ついにその時がやってきて、父は息を引き取りました。椅子に座ったままで。。。
最後の父の日に、母と妹と一緒にプレセントしたリラックスチェア。痛みで横になれなくて、父はずっとこの椅子で過ごしていました。だから亡くなる時もこの椅子でした。
ずっとベッドで休むことはできなかったけど、結果これで良かったと思っています。住み慣れたお気に入りの部屋で、みんなに見守られながら逝った父は最後まで笑顔でした。変な言い方ですが、父は質のいい死を迎えられたのかなと感じています。壮絶な闘病生活だったけど、最期は幸せだったと思います。

尊厳死という言葉がありますが、こういうこともある意味尊厳死なのかなと思います。人が人である以上、死も尊厳されなければならない。
難しい問題ですが、父の死を通して改めて考えさせられました。

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