私たちは、素晴らしい世界を目指しているのです。
石井竜也
14.12.14 04:56
この地球に生まれ、数十年生きて答えらしき物を、誰しも見出だします。しかし、それは完璧な答えじゃない。なぜなら、あなたは完璧ではないからです。そして、それを一番身にしみて感じているからです。人は神様じゃありません。ここでは書ききれないほどの罪も、間違いも、不幸も、激怒もあります。特に重要なのが強欲と嘘です。殆どの人生が、この二つの業「人間の業」により、自己破綻して行きます。自分の力を信じられる前に、訪れる強欲の地獄の穴。嘘を小さくついてしまったが故の大きな過ちともどれなくなってしまう『連動的嘘』。これは、非常に危険きわまりない、人生のブラック・ホールです。この二つが、いつしか、権力、支配、残虐、独裁、残虐、滅亡と、繋がって行く訳です。生まれてくるときは、誰もが罪や汚れがありません。なのにいつの間にか、人間の一番の汚点を身につけてしまう人たち。または、その世界に憧れ、残虐な世界に、わざと入って行く人もいます。第二次世界大戦のホロコーストと呼ばれる、史上空前のジェノサイドも、たった一人の独裁者によっておこされました。今現在、旧ソ連と中国の間に位置する、キルギスタンで、何が起こっているか?あなたは解っていますか、今までに中国軍に殺された人びとは、数万人に上り、民族政策で、女性がきれいなこの地域の女性は、中国人と結婚させられ、キルギスタンの血脈を中国に取り込もうとしています。ところが、内政干渉という、国際条約がある限り、国内の暴動とされてしまうのです。驚くのは、今現在も、このようなジェノサイド(集団虐殺)がまかり通っているのではないかという事実です。この愚かな所業、残虐きわまりない、現実を、世界は、知らないばかりか、止めようともしません。一体、どこまで人間という生き物は、お互いに殺し合えば、気が済むのでしょうか?「平穏に暮らしたい」この言葉を、否定する人が時々います。「そんな事、出来っこないじゃない!」多分、この言葉に、全てのとてつもない間違いが隠れていると、俺は思うのです。始めから、幸福を求めない、もしくは、ありっこないと決めてかかる、考え方。戦争の最初のきっかけは、この考え方から始まっているように感じています。