人生にはいくつもの壁がある。
石井竜也
15.03.05 18:25
今の世界情勢が、なんか不安要素を増している中、自分の人生とも比べてみる。すると、案外、自分の人生にもいくつもの壁が立ちふさがっていた時期も結構あった事を思い出す。人は、思い出しながら、その痛みを教訓にして、歩いて行く。壁は、どんな物で出来ているか解らない。見た目には、鋼鉄のようでも、案外紙に書いたリアルな絵だったりする時もある。「この壁は鋼鉄だから、破れたり、超えたり出来る訳がない」と諦めてしまって、別の道を選ぶ。ふと、後から来た人が壁を触ると、なんとその壁は紙に書かれた鉄のような風合いの壁、1ミリもない厚さで、次に来たその人に、あっさり、壁は破られて、自分の行きたかった場所に、悠々と行くのを見る。僕にもそんな事が一杯ありました。考えてみると、潜在意識や、社会通念、常識など、「そんなこと、あたりまえじゃん!」と思う事ほど、損をする事はないのです。昔から、言われている言葉に「あたって砕けろ!」というのが、ありますが、物事の真意は、触ったり、叩いてみたり、感触を探ってみないと、本当のその壁の質感は、解らない物です。鉄のように見える紙の壁。あなたの前にも、ありませんか?そう見えるからって、諦めるのは、早いかもしれませんね。とにかく、押したり引いたり、触ったりしながら、壁をよ〜く、感じてみて下さい。案外、もろい壁は多いです。要するに、人生においての壁とは、人間関係や、社会的地位など、様々な、あまり自分の人生には重要ではない壁である事が多いのです。人は時々、別にその壁を越えなくても良いのに、意地になって、超えようとして、「骨折り損のくたびれ儲け」的なことが意外に多いのを、もうあなたは感じているでしょ?だから、壁を見てもひるまない事です。勇気を持って、ぶち破ってみて下さい。いづれ出てくる新しい壁はまだ遠くにあります。