DVの影響~我が家の場合~
いちじく
15.04.15 13:18
10年前の話です。
DVって、骨折したり、刺されたり、腫れ上がったり明らかな怪我をさせられないと違うと思っていたので、自分が被害にあっていることに気づきませんでした。小突かれたり押されたり、軽く首を絞められたりすることは日常的にあったけど、言葉の暴力は、自分で気づかないうちにボディーブローのように心を深くゆっくりと傷つけました。モラルハラスメントっていう言葉を知ったのは6年ぐらい前だったでしょうか。本を読んで自分に起こったこととすごく似ていて、これだったんだと気付きました。結婚してから、奴隷のような扱いに疑問を感じながらも、毎日罵声を浴びせられ、自分は生きている価値がないんじゃないかと思うようになりました。その時は判明していなかったのですが、子供たちに発達障害もあり、うまくいかない子育ても手伝って、もうボロボロでした。(このような状況で発達障害になったわけではありません。発達障害は環境ではなく生まれ持った特性です。誤解のないようにお願いします。)ただでさえ難しいところがある子供だったのに、私は子供のほうを見ていなかった。見れなかった。子育てどころじゃなかった。自分を守ることで精いっぱいだった。長男が小1で不登校になり、強迫性障害や幻覚がひどくなり、病院の指導で、地元へ戻りました。安全な場所を確認した息子は、今まで抑圧されていた感情を爆発させました。引きこもり、家庭内暴力、そして精神科への入院。小1から普通に学校へ行けなくなって、中学2年でやっと教室へ入ることができるようになるまで、彼を苦しめたこと親として本当に申し訳ないと思います。もっと早く私が動いていればと何度泣いたかわかりません。
今振り返ればなんて馬鹿な親だと思うのですが、子供の状況が見れなくなるほど疲弊してしまったことが大きな要因ですよね。そこまで追い込まれるほど頑張らないでください。家族の状況が把握できる心の余裕があれば方法の模索はできるのではないかとも思います。私もあきらめたくなかった最大の理由は、夫自身も息子と同じような心の苦しみを抱えていたということ。それを知っていたから何とかしたかった。でも私の力では何もできなかった。そうしているうちに、私が病んでしまい、PTSDの診断を受けました。時には離れて、時間をかけることも必要と思います。(私もまだ模索中です)モラルハラスメントって、どこまでがというのがわかりにくいことからもわかるかと思うのですが、そんなつもりで言っていたのではないという場合(本人も気づいていない場合)もあるかもしれません。明らかにコントロールしようとか、支配しようとか悪意を持っている場合ならわかるけど、そうでない場合もあると思うから難しいですよね。洗脳されたような感じになるので、厄介です。そこから抜けるのも・・・。
身体的暴力と違って、あからさまにはわからないから、この状況にいらっしゃる方は、多いのかもしれません。ただ、精神疾患になるほどは頑張らないでください。DVを受けた年数分、治療投薬に費やしました。
いまは、いろいろな経験からわかるようになったことも多かったし、自分の問題にも気づくことができたし、少しでも成長できたと思っているので無駄な時間ではなかったと思いますが、子供たちには今でもごめんなさいって思います。
我慢することが美徳と教えられていたこともあって、でも、考えなくてはなりませんよね。限度を。
抑圧された感情は、どこかで出さなくてはいつかどこかで自分を、そして誰かを苦しめるような気がします。
辛かった私へいま送るなら・・・。
自分をまず一番に大切にしてください。ときには羽を伸ばすことを自分に許してあげてくださいね。
心の余裕が誰かを救う力になると信じています。
大変な長文失礼いたしました。
