60年前から日本人の身体には・・・。
石井竜也
11.04.19 20:08
ビキニ諸島での水爆実験。ネバダの砂漠での核実験、中国の異常とも思える核実験の数、旧ソ連の核保有量と、その後核不拡散条約を締結しても尚行われ続けた核実験。ここまで言えば解りますよね。つまり、現代に生きる我々にはもう遅いのです。自分の身体の中に生まれてくるときには既に、微量あるいは、ある程度の放射能が検出されているのです。もちろん世界中の人と動植物にです。だから今更、原子炉が爆発したと言っても、今の段階が政府の言っている通りであれば、個人差によって、放射性物質の身体に起きる反応は違ってきますので、なかなか、それが放射能による症状なのか、化学調味料のとり過ぎなのか?は、解らないでしょう。被曝は時間では計れません。すぐ症状が出る人もいれば10年〜20年とかかる人もいます。個人の体質によるので、シーベルトだけの判断では、なかなか困難であるといいます。たとえこれから被曝証明を国で発行しても、原発と結びつけられて、病院が無料になるなんてのは、認めざるを得ない、ごく一部の人だけでしょう。お金で増やされた原発ですので、お金を守る輩もいっぱいです。そうすると、「新しい病気が蔓延」とかで逃げるでしょうね。「あくまでも精神的な症状で、病名は原子力恐怖症候群」とかにすりかえられてしまう。考えられうる事です。『トリ・インフルエンザ』と『ブタ・インフルエンザ』の違いを述べよと言われても、顕微鏡の中の病原菌は同じにしかみえないでしょ。まあ、まともに請け合わないで、医者の目を見て話す事を御進めいたします。まったく、目を合わせてこない医者は完全に怪しい。そろそろ50代もこんな事を考えておかないといけない時代になってしまいました。放射能も放射線治療あたりでやめておけば、こんな事にはならなかったのに。今の状態はニトログリセリンを、コーヒ−缶に入れているようなもんです。そういう危険きわまりない「もの」をどうにか、宙に浮かして揺らさない様にしていただけで、でも・・・あんだけ揺れりゃあ、壊れるのは当たり前でしょ。だけど、答えは「想定外」。確かに一部あたっている。「想定外」ではあるけれども「意外」でもあった。「知らなかった」もあるし「責任は俺じゃない」もある。「うかつだった」もアリかも。いずれにせよ、人命優先のこの国の神話は崩れた訳で、今の政府に早急にこれを求める事自体、どうなんだろうと思えてきましたね。とにかく見えない悪魔と戦うためにも、避難出来る人は、命を守ってください。