国を守るという最終目的のために。
花実月
15.08.06 08:45
今回の石井さんのメッセージの中にもある、戦争は絶対に反対であるけれども、様々な世界状況の変化や過去の悲しい歴史を、繊細に感じ深く考慮しておかないと、この国の本当の意味での平和、子供たちの未来の安全を守れないという事も理解はできます…。でも、私も何度も石井さんがこの話題をここに出された時に投稿させていただいてきましたが、争いは何か小さなきっかけにより、どんどんその渦は、大きくなってしまう危険があって…。そのきっかけの可能性を高めてしまうのではという不安は、軽視できないという気持ちは、やっぱりかきけせない…。私も、今のこの状況への賛否の意見は、まだ、沢山の不安と疑問の為、判断しかねているというのが、正直な気持ちです。
先日、読売新聞で京都大学教授、 憲法学者の大石眞氏のお話を記事で読みました。
安全保障関連法案の国会論戦、「合憲か違憲か」について大石氏は、『中身の議論が深まっていないのは残念だ。野党は法案の印象ばかりを批判している。「戦争法案」というネーミングはデマゴギー(民衆扇動)で、国民の代表である国会議員が使うべき言葉ではない。野党代表が、世論調査を基に「国民の多くが憲法違反だと感じている」と訴えるのも違和感がある。国会議員が自らの判断を放棄しているようなものだからだ。』と、おっしゃっていました。
そして、憲法9条と安保法制の関係については、『憲法が作られた時、集団的自衛権を行使する事態なんて、誰も予想していなかったはずだ。人定法は、過去の事象に対する判断や評価から、条文ができている。想定していなかった事態に対し、憲法をつくった人がどう考えていたかを想像するなんておかしい。改正手続きが定められているのは「憲法がすべてお見通し」ではないからだ。もちろん、憲法が侵略的な武力行使の放棄を定めているのは疑いようがない。憲法解釈も安定している方が望ましい。しかし、国際情勢は絶えず動いている。安全保障政策は、国際情勢を考慮して、解釈変更の余地を残し、憲法の規範と整合性を取っていくべきだろうと。』
今回の石井さんのご意見と、通じるものを感じていました。
私も、最終的に、この国を守るという目的のため、過去の状況に執着するのではなく(もちろんその大切な部分は決して失わないように考えながら)、様々な時代にあった状況の変化を敏感に感じとり、また、あらゆる視点からの沢山の方々の意見をよく見聞きし、冷静に正しい道を選択していかなければということを、改めて思います。
ずっと愛と平和をこのGAの活動で真摯にメッセージされてきた石井さんだからこそ、表面的な戦争反対をただただ繰り返すだけでは対処できない場合もあること、もっと深く考える重要性をまた教えてくださったことを、とても感じています。
