日本は何故戦争をしたのか
Ami
15.08.13 01:27
ーYes,I will die for my country. ー
ーはい、私はお國の為に死にます。ー
第二次世界大戦当時の学校、英語の授業で子供達が実際に教えられてきた言葉だそうです。教科書には、銃を片手に敬礼する兵隊や一億総玉砕を思わせるイラストなど、戦争を題材としたもので埋め尽くされていました。
ニュース内の短い特集だった為、残念ながら何故戦争をしたのかという、核心に迫る内容ではありませんでしたが、私には充分過ぎる衝撃でした。
戦中、英語は敵性語、横文字禁止!言われていた時代なのは知っていました。でも、まさか学校でこんなことを教えていたなんて…。
ロシアに勝ち、中国に勝ち、慢心自惚れに酔い狂った日本の思想に、狂気に、悲しくなりました。
言葉は悪いですが、今の中国や韓国と何も変わらない事を日本はしていたのかと、正直がっかりしました。
命を命と思わない、人を人と思わない、恐ろしい時代。
そんな中を生き抜いた御先祖様の事を思うと…言葉になりません。
話は変わりますが、最近のテレビでは、やたらに日本を絶賛する番組が増えているように思います。おもてなし精神やら、技術やら、文化やら、モラルやら……
私個人の意見ですが、それらの番組を観ても、毎回苛立ちしか覚えません。隣の国と仲が悪くなってから見るようになったなと思うのは、私の気のせいでしょうか。
本来ならここで、『もっと日本人としての誇りを持とうよ!前向きに生きていいんだ!』みたいな考えを持つべきなのかもしれません。
日本人に生まれて良かったと思うことは沢山あります。ありがたいと思います。
ですが、こうも押し付けがましく放送されると、『本当日本っていいの?』と却って疑問に思ってしまいます。かつての日本を思うと尚更に感じてしまうのです。
言葉が過ぎました。
勉強不足です。今まで目を背けてきた分、今の日本や自分自身に向き合っていきたいです。