戦争とは?
石井竜也
15.08.16 20:05
頑強なプロレスラーの乱闘に、赤ちゃんが放り投げられた状態。それが、巻き込まれる民衆の姿です。そうならないように、プロレスラーには、最新の注意を払って試合をしてほしい物です。終戦間際の沖縄がこの状態ですね。目も当てられない。それ以上に、凄かったのが広島・長崎、東京空襲、これはもう、ジェノサイドの見本のような物でした。しかも、遺体は全く見ないで、飛び去って行く、汚さ。アメリカをよく悪く言う人たちもいますが、この時代の世界大戦の状況は、何も、この国だけがこんな状況だった訳じゃないんです。ポーランドの状況を、少し、勉強してみて下さい。戦争の恐ろしさと、一気に起こるんだという事が、手に取るようにわかります。第2次世界大戦の本当の悲劇の国は、ポーランドだと、僕は思います。スターリングラード攻防戦までに死んだ、鉄砲も撃てない素人の兵士の死んだ数、約700万人。(暫定、実はその倍とも言われています)ヨーロッパ全土で、殺された人びと1200万人。そのうち、ユダヤ人、ロマ民族、同性愛者、捕虜、合わせて、600万人を有に超えております。今も、発掘もされないまま、眠っている日本軍の死んだ兵士、200万人。世界人口の何と2割が、いなくなったのです。それが第2次世界大戦です。この記憶を絶対に忘れては行けないのは、戦争をやっちゃ行けないという事ではなくて、戦争を、ここまで広げないようにする手だてを考える事の方が、今の世界情勢に合っているのではないか?とも思います。みなさんは、こうやって、数で御亡くなりになった人びとを、思う時に、『戦争』という物の恐ろしさと、あとは、何をすれば良いと思いますか?言っておきますが、始まる時は、始まります。誰がなんと言おうと、始まってしまうのです。それが戦争という物の恐怖なのです。止める事は不可能です。なぜか?・・・・そこに民意は、絶対に入れないように仕組まれるからです。一億人が、反対しても、ステルス機は、離陸するんです。そんな強引な法律でも、法案でもない怪物を、僕らは、未然にふせがなければならない。始まる事が決まってからでは、もう遅いのです。