大人になり、情勢が少しわかるようになっただけ・・・
石井竜也
15.10.21 04:16
今の日韓問題、集団的自衛権、対中路線を突き進む日本、日米同盟の不思議、ロシアの腹の底・・・今の日本の状況は、経済戦争のまっただ中と言ったところでしょう。誰でも気がついているように、日本のGDPは、既に中国に抜かれ、一時期は、韓国にも抜かれる酷いデフレーションの長い年月、日本人は、命も顧みず、自国の経済路線の良好な状態を模索してきた。総理は、世界中を訪問し、日本の、インテリジェンスと、戦犯国というレッテルを剥がしに、飛び回った。その甲斐あって、日本は、また活気を取り戻そうとしている。人のアイデンティティーは、一口じゃ、語れない。人と人の考え方が違うように、国もまたスピリットがどの国にも、ある。時に、そのスピリットは、負の恨みに変わったり、昔の敵国同士が、相手に対するリスペクトとして変貌する場合もある、でも、一番、厄介なのが、全く聞く耳を持ってもらえない、程の、異常な憎しみ。これは、どんなに誠心誠意、説明しても、わかり合える事は無い。こういう人には、良い言葉がある、「悪い場所を探すのは、
お互いに簡単ですよね?人間、良いところを、のばすために、人生修行してるはず、恨みで、何も見えなくなる事は、非常に愚かな事ですね?」僕はこう思うのです。ヨーロッパの難民問題、特定アジア情勢のギクシャクした関係、・・・・これ全部、お互いが相手の立場になり、わかり合おうとしない、結果だと思うのです。一番の問題は、戦後世代への教育のあり方です。歴史とどう向き合い、自由闊達な意見交換と事実関係を結びつける事に寄って、やっと、わかり合える1%。頑になった心を開くのは、容易ではありません。これだけ自然災害も増える気象変異に対処するには、こう言っては何だけれど、少々の違いを乗り越えて、行かなければ、この地球にも住めなくなる。「俺たちの世代だけが良ければ良い」私たち、人類が、もしこのような「野蛮な考えのもとに行動しているとしたら、万物は、一気に人間の敵になるでしょう」誰とでも仲良くは出来ない物です。しかし、いたずらに誹謗中傷の言い合いじゃ、何も生まれないばかりか、おそらく、大きなズレになってしまうだけで
、破滅は必至でしょう。これはどの国、どの人にも言える事です。見えなくなるまで人を恨んで、盲目的に、意味もなく反発し、勉強なしで、語る言葉には、実は、世界崩壊の小さなヒビが既に入り始めているのです。平和を守る事は、今のこの世界では、非常に難関になっています。経済戦略、軍国主義、領土紛争、無意味な歴史改ざん、闘争本能のコントロール。世界に起こる、自然災害と、甚大な人的ミスの数々、このどれも、大戦になる種をはらんでいます。自分の感覚を信じ、冷静に、今の状況を判断し、生きて行かなければならない時代になりました。次の、戦争は、世界の人間がいなくなる事・・・と、肝に銘じなければなりません。