平和産業のためにできること 差し替え用
奉拙
16.08.30 20:26
お忙しいところ、お手を煩わせてしまい申し訳ありません。もちろん石原知事が軍備拡張を発案した訳ではありません。石原知事は、トーキョーワンダーサイト等で芸術支援活動に大きな業績を残されました。多くの人が喜び、国が潤う文化産業を押し出したいのが真意だったと思います。日本とヘリテージ財団は歴史的に繋がりがあり、07年の武器輸出3原則の見直しの折も関わりが指摘されています。考えが違っても個人が抗えるような関係とは思えません。石原知事が弱気な表情で強気な発言をしている時があり、背後から強大な圧力が掛かっているように見えて、とても気の毒になります。
軍需産業での利益はすでに日本社会に流通しています。ストックホルム国際平和研究所が毎年発表している「世界の軍需企業売り上げTOP100」では、2013年の時点で4社の日本企業がランクインしています。昨年は7社でした。また、オランダに本拠を置く国際NGOパックスによる2013年の調査では、核兵器製造企業に融資している日本の金融機関は5社ありその額は四桁億円です。
クールジャパン戦略や石原知事が力を入れていたような芸術活動など文化的な売り上げは、軍需産業に比べれば微々たるものかもしれません。それでも日本の高い技術力が、平和産業に役立ってほしいと思うのは当然の人情です。私たちは文化のために意図的に動かなければ、小さな町工場も軍事部品を作る方向へと転じかねません。この度のコンサートでも、石井さんご本人をはじめ照明や衣装、装置やグッズデザインなど平和産業に従事している人々が沢山活躍していると思います。自分個人では蟻のような微々たる力ではありますが、こうした平和産業を盛り立ててゆかなければ、軍需関連の産業へと知らず知らずのうちに傾くように思います。だから皆さん、コンサートへ行きましょうね!
