学校という言い方。
石井竜也
11.04.25 10:24
「学校」という言い方が間違っていたかもしれませんね。僕は、こんな風な事を考えています。まず、この施設は、「夢」がテーマです。3歳の子を、5歳の子が面倒を見たり、それを12歳の子が監督して行く。それを遠くで、間違わない様に経験者、または先生が見守る、「自意識の責任」を遊びながら学べる、ハウスです。子供達の遊ぶ場所は、今まで俺が作って来たセットも活用して、いつでもディズニー・ランドにいるみたいにしたい。落書きも出来る壁がそこいら中にあり、自転車の走っているグラウンドもある。教室は、広くて、円陣を組む様に先生が真ん中の中心にいる様に机をまあるく設置する。あくまでも、ここは子供達が帰ってくる場所です。心の休息所です。みんなで、食事を作ったり、規則も子供達で作ります。毎週土曜日は、10歳の子は夜10時まで起きていてもかまわないとか・・・。携帯は先生、もしくは大人の管轄で、10歳にならないともたせず、それも大人の監視下での使用にしてもたせてあげたり、毎週、「面白い先生ナンバー1」を決める投票をやったり、ギャラリーも作ります。ここでは絵の好きな子供達の作品を、ガグブチに入れて展示即売したり、作品のアワードも用意します。毎夏、東京から、子供達を迎えて、広い交友関係を作らせて行きます。子供達には「日本人」である前に「地球人」である事を教えます。花を育て、動物も育てます。そして、それを絵にしたり、自由に作詞・作曲したり、先生の経験を優先に教えるというよりも、子供達から出てくる事柄を、大切にします。「暴力と、正義の違い」を重視し、毎日、起こった何かを取り上げて、それをみんなで、ディスカッションして行く様に仕向けます。寝る前は必ず、全員でハグします。心は見える形である事を教えて行きます。「自由勉強」は、勝手に子供達が興味を持った事について、自由に時間を割いていい時間です。ただし、「性」については、先生の意見が中心になります。施設には「カウンセラー」も常駐すべきです。決して治すのではなく、意見や寂しさを聞いてやるだけの、自己啓発を促すためのカウンセラーが必要です。ここは、町の一部であり、村の寄り合い所です。ですから、いろんな野菜が届けられたり、農家の仕事がどんなに大変かを、おじちゃんが教えてくれます。「市民教師」です。できるだけその道のオーソリティーや、楽しいアイドル・トークなど、企画的な要素も2ヶ月に1回くらい公演を行える様にします。「人の話を聞く」これは社会で一番今欠落している部分ですから。・・・ま、こんな風に、規則や、ハウスの具現的なアイデアを作って行く事から始めたらいかがでしょう。