心のお話を教えましょ?
石井竜也
16.11.21 11:40
100人いれば、100通りの人生がある。これは当たり前のこと。それを比べるものでもない。お金があるないの問題が、幸せとは限らないし、また、有名か無名かなんて、何の武器にもならない。むしろ、社会に溶け込めない人間になってしまう。いろんな意味でも、抑制されるし、強制もされる。自分の好きなようにやっているのは、石井竜也だけ(笑)今のこの時代感は、何となく、大戦争という局面より、もっと、情的な小競り合いが多く発生しそうな状況なのは、前回の僕の書き込みでも、みなさん、考えていらっしゃると!膝を叩きました。さて、それでは、みなさんの心の問題に、うつりましょう。人は幸福追求権を有しています。これは、何となくではあっても、法律にも記されています。しかし、一体何が、幸福なのでしょうか?よく「あんたも、早く結婚して、家庭を持ちなさい!」とか「はやく子供を作って、親になりな?」とか「家庭があるから幸せなんだ!」とか、おじさんとかに気軽に言われる方も、多いと思います。これは、だいたい女性では28〜9歳から始まって、49くらいで、言われなくなる。男だと、意外に50代まで言われ続けるのです。しかも、家庭を持つということが、まるで、人生のゴールのように、決めてかかって言われるから頭にくる。人生は、いろいろです。人それぞれの考え方があるように、幸せもまた千差万別。違って当たり前でしょう?結婚が、幸せのバロメーターになっている日本の気風は、遅れた途上国だと、思います。子供が欲しいなら、好きな人は、別に、男を頼る必要もないし、男でも、子供が欲しいなら、結婚ではなく、子供を作ってもらうことだって、できるとも、思う。ましてや、これだけ多様性に飛んだ世界にいて、『結婚』ということだけを、幸福と考えるのは、実は、恋愛の延長でしかないのです。実は、結婚の本当の意味は、我慢できるか?ということ。それを「愛」ともいうし、「家族」ともいうんです。しかし、これは相当の覚悟がいります。一つのスプーンで、あ〜ん!とか言ってるのは、最初の三ヶ月。お互いのボロもはげてくる頃、すでに、離婚のカウントダウンは、行われているわけです。まあ、ここまで結婚自体を呪うと、また、石井、なんかあるんじゃねえ?とか言われそうだから、これ以上悪いことは言わないでいますが、要するに、幸福という言葉には、いろんな意味が隠されているということです。それを、一つの大きなくくりでくくって、これが幸福だ!なんて、神様しかわからないですよ。人が、あるいは他人が、決めることじゃない。それと、もう一つ。幸福であると考えるのは、あなた自身であって、誰かが見た目で判断することでもないし、見た目から、判断されるのも迷惑な話です。子供は可愛い。これは当たり前のこと。男女の間で嘘はご法度、これも頷ける。大人になったら、そこは、自分に自覚を持ちなさい。これも、すごくわかる。でも、現実は、子育ては、可愛いだけじゃやってけないし、夫婦間でのやりとりには、多少の嘘も必要であることも事実。もちろん、俺のような人でなしは、ろくでなしと親戚関係ですから、仕方ないとして、普通の暮らしを営むためには、方便が必要なのです。これは、正直に生きる皆様には、申し訳ない言い方かもしれませんが、信じることが、そんなに、綺麗ですか?正直だったら、疑うのが当然ではないでしょうか?男女間、友達同士、女性同士、男性同士、これすべて、信じて生きていくなんて、自殺行為に他ならないのではないでしょうか?それで、信じたがゆえに、かなりのダメージを被った方も、随分といらっしゃるのではないかと思うし、また、結果的に、悪者にされていた!なんて経験をお持ちの方も、大勢いらっしゃるのではないか?と思うのです。要するに、「幸福の追求」なんて、人それぞれだということです。他人と比べる人ほど、自分の幸福をわかっていない。自分が、居心地がいい!とか、生きていて平和だ!とかを、家庭や結婚、恋愛や、就職先などと、結びつけるほど、『野暮』なことはないと、この頃、思うのです。結局は、家庭で言えば、それぞれの立ち位置で、ひとりひとりが、努力しなければならないということです。奥さんを大切にする前に、奥さんは、奥さんの仕事をきちんとしているか?夫は、家庭が崩壊しないように、ちゃんと稼いでいるか?、子供は、その親の努力を察して、努力しているか?そんな役割が、壊れる時に、家庭は崩壊し、結局、不幸に感じる。つい最近、俺の友人が50台後半で離婚をしました。彼に聞くと、「ホっとした」が回答だった。まあ、この夫婦に限っては、「結婚」当初から、僕は、反対でしたけどね?だから、多様な幸福感は、一つの定義には当てはまらないということです。・・・・特にアーティストは。・・・・あ、僕じゃありませんよ!