17.03.04 11:50

戦時下の国の状況は、イエスマンしかいなくなることです。それは戦争前夜にも起こることなのです。ただ一つだけのイデオロギーに傾いていくことは、すでに、戦争が始まっている証拠なのです。経済戦争という戦争もありますからね？日本の、第二次世界大戦を引き起こした、真珠湾攻撃は、アメリカによる、経済制裁と、石油の輸出禁止令から、追い詰められた結果ですからね。やはり、追い詰められれば、蛇に飛びかかる蛙もいるということだろうと思います。自由主義の崩壊は、すでに９０年代から始まって、今では、どうすれば、この状況を打開し、資本主義や自由主義を維持していけばいいのか、その自由主義国家でもわからなくなってきている状況ですね。つまり、完全に、カオス「混沌」の時代に入ってしまったということです。だから、マスコミの情報も、いい加減になっていきますが、彼らのせいだけではないと思います。あまりにも多くの視点から、ものを見れば、必ず、形は異なっていきます。そんな物事を確実に伝えようとすること自体が、不可能。多少、自分の見解を入れたくもなるでしょう。だから、僕は、新聞の情報は、半分に読んでいます。さて、それでも、意地でも、人間が生きていくには、緊張感だけではいけません。たまには何も考えずに、浮世のキリキリを忘れるひと時が必要です。世界は、確かに、危ない方向に動いているかもしれません。でも、僕はまだ歌っています。自由な発想が、崩壊したわけでもありません。だから、楽しむ時には一緒に楽しみましょう。いつ何が起こるか、わからないからこそ、今を大切に生きるのです。それが、こんな世界にしてしまった、僕たち大人が、次の世代にメッセージを伝えられること、なのかもしれません。