広河隆一さんの写真展
Onami
11.04.28 23:33
今日、広河隆一さんのチェルノブイリ写真展に行って来ました。
24日に名古屋市中区のYMCAで「チェルノブイリ25周年企画in名古屋〜被爆した子供たちの願いに応えるために〜」という講演会がありました。
放射能で汚染された地域で土壌改良を目指す昭和区のNPO法人「チェルノブイリ救援・中部」を中心とする実行委員会が企画。
まず広河隆一さんがチェルノブイリ現地最新報告と福島原発震災緊急報告と題して話し、主催団体の理事神野英樹さんはチェルノブイリ原発事故の被災地ウクライナのナロジチ地区で土壌再生を目指して実施中の「菜の花プロジェクト」の報告を、同じく理事河田昌東さんが今月福島県飯舘村や川俣町などで土壌の放射能を測定した結果を含めて現地視察報告をされたそうです。
残念なことにこの講演会には参加出来ませんでしたが(当日は300人が詰め掛け立ち見が出るほどで、若者や親子連れの参加が目立ったとか)スタッフの方から、チェルノブイリが25周年を迎える4月26日から中区役所内で広河さんの写真展が開催されると教えて頂き、何とか見に行って来ました。
◆広河隆一写真展
チェルノブイリ25年の軌跡
期間:4月26日‐5月1日
時間:am9:30-pm6:00(最終日はpm5:00まで)
場所:名古屋市民ギャラリー栄(第6展示室)
※地下鉄栄駅下車12番出口から出てすぐ、中区役所のビルの8階にあります。
無料です。
あと3日間ですが、お近くの方、関心のある方はお時間を作って是非ご覧になってみては如何でしょうか。
内容的には先日石井さんと対談され話されていた事とほぼ同じでしたが、現地の風景や子供たちの写真が美しいだけに、逆に重く胸に迫るものがありました。
チェルノブイリの教訓として「政府が正確な数値の公表をしないことが風評被害を生む」とあり、この言葉がいつまでも心に残りました。
そして今日の朝刊には「七月までに浜岡原発再開計画」の記事が…
一体自分に何が出来るんだろう…どうすればいいんだろう…とただただ虚しさが残る1日となりました。でも見て良かったと思います。