MIND BBS 〜掲示板〜

世界の潮流は津波と同じ。

石井竜也

17.08.02 12:26

世界経済の潮流は、止めようとしても止められない、いわば、自然災害に近い集団的人災です。それとは真反対に、世界大戦の火蓋は、たった一国でも変質的価値観の持ち主である中心人物がいれば、いつでも引き起こされてしまうという恐怖。経済破綻も、世界を巻き込む戦争も、たった一人の中心的変質者がいれば、いくらでも引き起こされてしまうという構図は、人類が、文化文明を目指してくる時代から、同じことを繰り返しているように思います。ヒトラーの最後の日々を再現した映画の中で、ヒトラーの変質狂的発言の最たるものが、「戦争において、市民などは存在しない!」「猿は、自分のテリトリーを強いものが守る、弱者など、まして人間が構っていられるか!」「もうこの国には、愚か者しか残っていない、勇敢で賢明な奴らは、とっくに死んでいる!」「国民が私を選んだ、戦争で勝てないのなら、私の責任ではない、国民の責任だ!死んでも仕方あるまい」こういう言葉、今でも、どこぞの支配者も思っているのではないでしょうか?狂信的な考え方を持つものが、国の中枢を牛耳れば、こんな言葉が吐けるのです。これは、世界の潮流ではありません。一個人の精神病です。その圧倒的な権力の元で洗脳教育され、脳内思考を、一つにされた民族や、国家は、この原則に忠実にならざるを得なくなるのです。これは、戦後教育の中にも、言えることです。我々日本は、アメリカの思うように、洗脳され、戦闘能力を削がれた教育を受けさせられました。元来、人の世は、自国を自分で守るという当たり前の原理があります。その原理がこの国にはありません。つまり、昔のアナトミー手術で、脳の中枢の一部を切り取られて、完全に、その部分が欠落した、人物を作ってしまったのと、同じです。日本は何度も、世界の危機に直面してきたにもかかわらず、それを危機感としては、受け取れない民族に魔改造されてしまったも同然の国民なのです。今、この国で何が起こっているのか?それは、「迷子の泣き声」です。何をどうしていいのかわからない子供が、遊園地で、ただただ泣きながら「ママ〜ママ〜」というだけ、大人が、三人で、「ママは、なんていう名前なの?」と聞いても、「ママ」と答えるだけ、つまり、物事の対処方法を全く知らない、「迷子」なのです。「原発」「経済」「政治」「戦争」「宇宙事業」「自然破壊」・・・・これ全部、他人事。個人的に言えば、どうでもいいことなのです。「どうせ、俺には当たらないから・・・」「戦争が起こっても、自衛隊が助けてくれるんだろう?」目の前で起こっていることにも、この程度の認識しかないのです。これは、自動車事故の酷いのを見て、「ああ、俺じゃなくてよかった!」と心で思うことと同じではないでしょうか?今の日本人の脳内細胞は、ワイドショーのコメンテーターによく似ています。まさにその場に行って見てきたのごとく、発言し、しかも、変更やテレビ局側の意向の範囲で、お利口に、見せる技しか磨いていない。もしくは持ち合わせていない。まるで、自分が、世界の常識であるかのごとく、振る舞う、彼ら自体が、今の日本人の、民度なのです。日本には、たくさんの誇れる場所もあります。でも、絶対に、直さなきゃならないことも、その倍あることを、まずは、認識すべき時に来ていますね?

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