日韓問題
石井竜也
18.01.13 19:00
あえてこの問題には触れてこなかった石井ですが、ここ最近の日韓問題を見るにつれ、これを話さなくちゃならない時期にきました。たった40年前は「近くて遠い国」と言われ続けていた、韓国。確かに、見かけも肌の色も、歴史上も、似ている部分はあるのでしょうが、決して仲良くしていた訳ではなかった国ではあるのです。ここにきて、日本人が韓国に持つイメージは、最悪と言ってもいい時代になりました。まずは政治的な軋轢。政治の関係は、2国間の関係を色濃く顕すため、一番最初に破綻する場所です。そして、文化を頂点とした、国民性やその国の礼儀作法、これを個性と呼ぶべきなのか?民度と呼ぶのか?は、貴方が決めて下さい。個人的付き合いや、個人的資質、個人の才能、個人的な考え、など、個人的な意見にまで、国同士の軋轢は、波紋を生みだします。これは、本当に難しい問題です。愛情表現も、あいさつの意味や会話や人間自身の品格など、これは、どの国も、違うわけです。日本と違うから、格下とは言いません。世界の常識というものは、いかに軟弱で千差万別であるかは、ここで言わなくとも、一度海外旅行を経験すれば、嫌でもわかります。それがいかに近い場所に位置する国だとしても、その繁栄度や、国民性や季節感、文化の成熟度や、考え方などで、まったく違う美学になる訳ですから、一概に、あの国が、野蛮だとか、上だの下だのとは、言えませんよね?そこで出てくるのが、この地球上に暮らす人類としての、社会構造状の、法律や規約では無い、「世界常識」という厄介な考え方。この中心軸を著しく逸脱した国は、やはり、相手にされないか、疎まれてゆく。確かに、クラスに一人はいたな?厄介者。ではなぜ、厄介なのか?実は簡単なのです。「約束を破って裏切ったり、ウソばかりついてるから」。結局、人間の信頼関係は、この誓約からはみ出せば、疎まれ、嫌われてしまうわけです。ぼくはどちらの国が良いとも、言いません。でも、この歯車はどの国にも、存在して、ある程度は、人間なんだから!で、ごまかされているものです。しかし、コレがあからさまになると、事態は深刻ですよね?何でも許されるなら、こんなに簡単な事はない。しかし、どの家庭でも、問題を抱えているように、自分の家庭だって、必死に生きているのに、隣のゴタゴタまで、しかも、いつも裏切られた意識であれば、尚更、自分の家庭を放り投げてまで助ける余裕なんてのは、無いわけですよね?これが今の日韓関係の中心にあるのではないかと?と思うのです。