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今日、義援金を故郷に届けてきました。

石井竜也

11.04.29 20:08

本日、北茨城市市長のもとに、直接義援金を届けさせて頂きました。市長のお言葉に感銘と感動を覚えました。政府関係者が視察に訪れたときに、市長が言ったのは「私たちは、こんな曖昧な政策より、あなた方の心が欲しい」という言葉だったそうです。担当者は、涙を流しながら海を見ていたとのことです。また、フランスの対策委員の女性は、高台の建物から見える原発の状況を見て、しばらく固まっていたそうです。普通、原子炉からの町の距離は80キロから100キロと決まっていて、こんなに近くに原子炉が設置されている日本の現状に、「あまりにも常軌を逸している事態です」と、しばらくそこを動けなかったようです。実は、今回は自分の故郷ですので、皆さんの義援金は一円も使ってはいません。自分の口座から、出したお金を贈らせて頂きました。僕の父との思い出の場所「六角堂」が津波で流され、台だけになっている様子や、町のあちこちに残る地震による津波の爪痕が、痛ましいほどに、普及のメドがまったくついていない現状を訴えておりました。僕は、小雨の降る中、あまりにも変わり果てた港の一角で、しばらく動く事が出来ませんでした。「僕の原風景は完全になくなりました」詳しくはSPECIAL対談にアップしますので、読んでみてください。写真も多く撮ってきたので、現状の北茨城が解ると思います。

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