夢物語を信じるな!
石井竜也
18.09.29 14:51
今のこの自然災害の多発や、地球規模、或いは宇宙規模の自然環境の変化について、根も葉もない情報が飛びかっている日本。確かに、なんらかの方程式や、答えが欲しくなるのが人情であり、わからなくもない。日本の今の状況があまりにも厳し過ぎて、そう言うバカげた情報を信じたくなる気持ちもわからなくもない。しかし、あくまでも、この状況は、地球と私達人間の関係性で合って、徹頭徹尾、自然の中の変化である事を、肝に銘じておこう。けっしてエイリアンが、やってることじゃないんですよ!此処でも、何度も言っているように、今は、300年から400年周期で起こる間氷期という、地球が氷河期に向かうために起こる、小さな氷河期であることをお忘れなく。だいたいが、海洋の著しい変化として、エルニーニョとラニーニャが同時期に発生するなんて、狂い過ぎだし、大陸プレートの世界的な活発な動きのせいで、活火山がどんどん爆発して、それに伴う地震の多発も、何も日本だけの物ではありません。元に300年前のイギリスのテムズ川が凍って、向こう岸まで歩いたと言う記述も残っているくらいで、この世界的な天変地異は、地球の呼吸を見た方が賢明です。なかには神様まで出て来る始末。こういう人間の動きやすい感情のパニックをみると、やっぱり、人間は基本的には原始の頃と、そう変わってはいないのかもしれませんね。しかしながら、今の時代においての気象観測や、地質観測の科学的分野は、かなりの所までいっているのですから、今理解出来る情報を得て、先手をうって、信じていくことが、命を守る第一の方法かもしれませんね。今回の台風地獄もまだまだ災害派遣が続く筈ですので、決して油断してはいけません。僕は10年ほど前、ハワイ島で、台風の目の中にすっぽり入ってしまった、経験があります。それこそ、アメリカの旗も、揺れないほどの無風状態でした。その後の、風と雨は、ものすごいものがありましたが、無事に帰ることができて嬉しかったのを覚えています。ロサンジェルスでも、深度4の地震に見舞われた経験がありますし、ローマでは、熱波で身体を大きく壊した事もありました。ご存じのように、ヨーロッパの気候は、夏の時期が短い為、タクシーなどにも、クーラーがついていません。その余りの暑さに、身体の調子を悪くしてしまったのです。よく北極の氷が小さくなっているのを、宇宙からの写真を見て、「あああああ!温暖化だああああ!」と嘆いている方がいらっしゃいますが、先程も言っているとおり、北極には大陸がないため、夏時期になれば、北極海の氷は、小さくなるわけです。シロクマがあんな自然環境で生きられるのも、棚氷の大きさが呼吸しているから、餌にありつけるわけです。ですから、こんな時代には、的確な情報と、早過ぎるくらいの災害準備を、家庭規模でしておかなければなりません。お子さまの上履き入れの袋の中に、浮き袋を入れて置くとか、女性などは、来る準備を職場にも置いておくとか、やるべき事は沢山あります。いざという時の為に、携帯の電源を、二重に用意しておくことも忘れないでください。ご家庭のある方たちは、水の確保が優先されるでしょう、だから、取り寄せ式の水を選んでおきましょう。一家4人でしたら、1週間は心配ないですからね。それと、災害の後、女性は襲われないために、大きな音を発する非常用サイレンや、電気ショックの引き起こす護身用アイテムを持つのも大切な事です。とにかく、都市伝説を信じる前に、地球規模の変換期が来ている事だけを感じ、いざという時のために、最低限取り揃えられる準備をしておきましょうね。