笑う門には福来たる
藤吉
18.11.30 01:17
石井さんの仰る通り、休息は大切だと思います。よく過労での自殺があると、死ぬより仕事を止めればいいじゃないか、と言う人があります。でも当事者としては、働き過ぎで脳が冷静な判断を下せなくなっていたから、そんな結果になったのだと思います。嘆いたり、憤ったりしている時より、もう疲れたと思うときの方が危ないように思います。
もちろん突発的にもう耐えられないと思って、思い切ったことをしてしまうこともあると思います。ピストルで顔面を大きく損傷したケイティ・スターブルフィールドさんは「何が起きてもそれは一時的なことだと信じて。物事は良くなっていくから」と話しています。
■ニューズウィーク日本版 顔を失った少女
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/08/post-50.php
石井さんの言われる「冷静に自分を見つめる目」を持つことは、難しいけれど大切であると思います。個人的な悩みとして抱え込んでいても、関係のない人から見るとそれは社会の問題だったりすることも多くあると思います。
自分は苦しい時、よく落語を聞いていました。落語には現代の日本ではあり得ないほど貧しい暮らしや不幸な境遇の人が出てきますが、それを特別なこととは思わずに自然に生きている様子が笑いとして描かれています。当時はそれが普通だったのかなと思えて、現代に生まれただけでも幸運だったと思えてきます。