「いじり」は1回、「いじめ」は10回
米米ファンsorry Music CLUB
19.02.28 18:31
いじりの場合、その行為は一回で
終わります。
例えば先ほどの「鉛筆を隠す」
という行為を親友に朝の 1時間目
から6時間目まで延々とやるでしょうか?
答えは「やらない」でしょう。
もしやったとすれば3時間目で飽きます。
親友もそろそろ怒るでしょう。
しかし、「いじめ」の場合は1〜6時間目まで
毎日毎日同じことが起きます。
毎時間、鉛筆が無くなります。
「いじり」であれば一時のリアクションを
楽しむためのものですが、「いじめ」は
嫌いな子への嫌がらせなので、
リアクションなどどうでも良いのです。
その子が嫌がることさえすれば良いのです。
しかしいじめであれば「鉛筆を隠される」
という行為が毎日毎時間同じように
行われています。
その場合、あなたがいじめられている
子供だとするとどう感じるでしょうか?
「もうやめてほしい。本当に嫌だ」
きっとこのように思うでしょう。
誰も「もっとやってほしい」とは思いません。
冗談として笑って流すこともできません。
毎日同じような悲惨な行為を受けているのですから。
このことからも分かるように、「いじめ」
としての行為であれば心から笑うことはできません。
むしろ「もうこれ以上はやめてほしい」
と思います。
少しでもこの感情が心の中のどこかに
あるのであれば、その行為は立派な「いじめ」
として捉えて良いでしょう。