MIND BBS 〜掲示板〜

毛糸を募集しています

キョウコ

19.03.12 23:32

 東日本大震災から8年。「編み物で生きがいと仕事づくり」として始めたソーシャルニットワークプロジェクトは、福島・岩手の被災地ほか、ネパール大地震、ミャンマーの難民キャンプに広がりました。
 さらに、2017年秋に起きたフィリピン・ミンダナオ島のマラウィの戦いで家をなくした女性たちにも毛糸を届け、活動が広がっています。これまで800組以上のご支援いただいた毛糸もすべてこれらの活動に寄付いたしましたが、現地ではまだまだ毛糸のニーズがあります。
 マラウィでは小物を編んで地元で売り、収入源として頑張っています。まだまだおうちに眠っている毛糸、寄付できる新品の毛糸などはございませんか?色・素材(アクリルや毛など)・太さは問いません。

 ご協力いただける皆さんは、以下の住所へお送りいただけますと、ありがたいです(送料は各自ご負担願います)。皆さんのご支援を心よりお待ちしています。

〒143-0002 東京都大田区城南島2‐9-6-3F 第3世界ショップ ニットワークプロジェクト 樋口宛(電話:03-6303-6773)

 この呼びかけをFacebookでもしたところ、8年前、福島第一原発のある大熊町から会津若松に避難し、このプロジェクトに参加していた女性から「8年前、皆さんから頂いた糸で編み物をすることが出来て本当に助かりました。今度は、少しでもあの時の恩返しが出来れば幸いです。」とご連絡いただきました。
 このメッセージが胸に突き刺さりました。もう地元に帰れなくて、4年前に福島の別の地域へと引っ越され、ご家族も含めて大変な状況は変わっていないと思うのですが、それでもこうやって協力して下さるというお気持ちがうれしかったです。

 マラウィという地域は町が空爆にあってほとんどの人々が逃げ出しているところです。福島の状況とまた違いますが、家に戻れなくて避難生活が余儀なく続くという不安は同じです。ぜひフィリピンの女性たちにも8年前に大変なことを乗り越えて編み物で頑張った女性がいて、彼女からいただいた毛糸もあるんだというのもお伝えして行きたいと思います。

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