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度重なる火山の噴火の意味すること。

石井竜也

19.08.10 08:51

火山は現在は年代測定法の進歩などにより全て「活火山」という言い方をしますが、以前3類に分類されてました。噴火活動を続けている「活火山」、噴火の可能性を持ちながら、押し黙ってその機会を待つ「休火山」、そして、火山の役割を終えて、優しい山に崩壊していく「死火山」です。そもそもこの日本という国の土壌は、火山群による噴火で創り上げられた国土といっても過言では、ありません。それは、どこの街を掘っても、ある程度の温泉が出てくることでも証明されています。温泉の出る所に、火山爆発の危険性は、必ずあるということです。これ、実は津波よりも、日本人が怖がらなければならない、巨大自然現象なのです。最近、海底火山の活動によってできた、東京ドーム60個以上個分の大きさに発達してしまっている、小笠原諸島の新しい島「西之島」の活発さを、僕は一番怖いと思っております。結局は、大陸であれ、島国であれ、海底深くの状況は、ほとんど、科学分野も、手が届かない場所。地殻と呼ばれる、マントルの上を巨大な船のように浮かんでいる大陸プレートが引き起こす巨大地震や、連続につながる、対馬列島の火山島群は、すべて、富士山に直結しております。あの中の、もう一つが、噴煙をあげるとき、かなりの確率で、富士山噴火は起こると、僕はふんでおります。地層や、大陸の動きに触発され、地下に溜まった、プルームと呼ばれるキノコのような形のマントルの上昇は、日本の地下数千メートルの場所では、かなりの数が発見されているのです。これから、この国に暮らす人々は、頭に入れておかなければなりません。ちなみに、アメリカ大陸でも、国を滅ぼしかねない巨大プルームが、もうすぐ顔を出すのではないか、つまり、水爆級の噴火活動が起こるのではないかと、懸念されている場所があるのです。それが、アメリカ中央部に位置するイエローストーン国立公園です。ここは火山というイメージを持たない人がほとんどです。実はあの地下はすでに、火山噴火をいつでも引き起こさせるだけの、エネルギーが溜まっている場所なのです。恐らくあの国立公園が巨大爆発を、すれば、地球は、ほぼ壊滅状態になるでしょう。人間や、動植物、プランクトンやウィルスに至るまで。太陽光の届かなくなった、氷点下の極寒地で生き延びることはまず、不可能でしょう。噴煙と、あらゆる有毒物質を吐き出しながら、噴火し続ける火山があるとしたら、生物のいない地球がまたやってくるのです。それは数千年に渡り続くでしょう。オゾン層に厚い蓋を閉められてしまった地球上では、人間はもちろん、あらゆる生きものが生き抜くことはできません。そうなった場合、また、カンブリア紀の到来。つまり、また微生物からの進化を、地球上で繰り返すわけです。実は、地球ができて46億年の間に、これは何度も繰り広げられていたことは、考古学者や、地質学者などが、動かぬ証拠を見つけ出しております。世界は、地球の変動期を迎えているわけです。地球の中心にある「コア」は、まるで溶鉱炉のようなものです。そのため、強い電磁波が太陽からの放射性電磁波を、食い止めているわけです。あらゆる地球の奇跡で、私たち人類は、今の繁栄に辿り着いたのです。地球の温度を生存可能にしているオゾン層、その周りで渦巻きながら、自家発電のように太陽放射線から守ってくれている地球の磁場の優れた防御の役割、太陽系の中で比較的、地球に似た天体の金星は、太陽に、地球よりもほんの少し近かったせいで、灼熱の惑星になってしまいました。地球を正確に回り続ける衛星、月もまた、魔法のように位置付けられた衛星です。このどれもが、秩序を保ちながら、互いに守り合うことで、あの青い地球を守っているわけです。この天文学的な奇跡により、草木は繁茂し、動物達は生きていけるのです。それを、人間の文明が発展してしまったことで、地球に、天体の多大なる悪い影響をもたらしています。人間に不可欠な「水」「大気」「土」この全てを、貪欲に崩壊させながら築いてきた人類の文明は、地球温暖化現象からはじまり、大気汚染、水質汚染、土壌汚染と、人間には・・・・いや、動植物にはなくてはならない、基礎自然を、容赦無く、欲望のまま、破壊してきました。飢餓や病気の新しい危険性、ウランや、鉄鉱石、石炭、宝石などの発掘など、欲望のままに壊し続ける、大地への冒涜。これは全て、人類が生きるために用意されていた地球からの贈り物です。しかし、その贈り物には満足できず、人間達が行なっていることは、科学という名のもとで行われており、地球への反撃です。これでは、自然という名の地球のモラルハザードは、シロアリに蝕まれる家と同じではないでしょうか?勿論、今の地球上の異常気象や、火山の爆発、地震の多発に津波の確率など、人災では説明がつかないこともあります。でも、それを誘発したり、狂わせる原因を作りだしたのは、紛れもなく、巨大資本制度に根ざした、間違った世界秩序にあります。もう、核を持たない国はどんどん、なくなっていくことでしょう。エネルギー供給も、原子力発電を促進しなければ、どうにもならない事態にまで、自分たちも、また地球自体も追い込んでいるのは、明らかです。人類は、もう一度、道に咲く花の中に、大自然が恩恵として人間に贈ってくれたことへの、勉強をし直す時期に入りました。何故なら、天変地異が来なくても、人類が滅んでしまう要素は、巨大な溶岩ドームのように、そこまで近づいているからです。「生活」「資本」「貪欲」クローンまがいの動物まで作り上げて食べ続ける「食欲」、不自然な社会構造がもたらす「飢餓」や「病気」・・・・これ全部、無秩序が引き起こした、宇宙規模の神への冒涜です。果たして、このままで、地球は、私たち「人類」を許してくれるでしょうか?

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